悲しい事件がおきて、インターネット上での誹謗中傷が問題になっています。 「自分も誹謗中傷されて困っている」「誹謗中傷をやめて」などと、有名な人たちが発言したり、テレビで「SNSが問題だ」と特集組まれたりしています。 で、それに対する解決策がいろいろなところで書かれていますが・・・。 20年くらい、インターネットコミュニティ界隈にいて、自分でも運営をたくさんしてた経験からすると、割と的外れなものも多いんじゃないかと思ったので、筆をとります。 本当はこういう話題を取り上げるのも好きじゃなく、書いても自分にはメリットがまったくない上に、批判を浴びそうなので気がのらないんですが、、、なんとなく書いたほうが社会が前に進む可能性があるなと思ったので書いてみます。 誹謗中傷と批判を分ける意味があまりない結論からいうと、「誹謗中傷と批判をわけてちゃんと考えよう。」みたいな言論を最近良く見ますが、これはあま
いきなり余談からはじめて申し訳ないが、『ライ麦畑でつかまえて』 という本は一時期、わたしの聖書だったことがある。そんな 『ライ麦畑でつかまえて』 を書いたサリンジャーには 『フラニーとズーイ』 という物語もあり、こちらも大好きなものだ。そして、今日の話はここから始まる。 フラニーとズーイの中に、フラニーがこんな言葉を話すシーンがある。 「…もうエゴ、エゴ、エゴにうんざりなのよ。自分のエゴにも他人のエゴにも。なにかひとかどの地位に着こうとか、なにかすごいことをやろうとか、人々の注目を集めようとか、そんな人たちにうんざりなの。・・・・・・もう、ほんとうにうんざりだわ・・・・・・」 物語の中で、フラニーが恋人に話す台詞である。 フラニーは女子大生で、美人で、頭がよく、演劇部のスター。そんな彼女が 「誰もが、何かになりたがり、必死に競争する姿」 に気分が悪くなるのである。そして、「なぜ人は普通であ
こんにちは。 最近、Facebookが話題になっていますよね。 「本名で登録しろ」的な雰囲気が怪しいし、誰にどの情報が見えているかがわかりにくいので、個人情報的にとっても不安だったりしますよね。名前や勤務先を正直に登録しても、いじめ大国ニッポンで得をすることはあんまりないので、ハンドル名などで登録し、本当の情報は都道府県くらいにとどめておくことをオススメします。そもそも、ほとんどの人の名前は無個性なので(悪魔くんとかは除く…悪魔くんのお父さんってシャブで捕まったんでしたっけ)、本名で登録してもなかなか覚えてもらえないと思います。 このFacebook、いまはちょっとユーザーを選ぶ感じかと思いますが、だからといって登録する意味がないかというと、そんなことはありません。正味な話、話題になっているかどうかが最も重要なのです……などというと、「こいつ頭わいとるんとちゃうか?」と思われるかもしれませ
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