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ブックマーク / www.shinbunka.co.jp (81)

  • 集英社、売上高2000億円超で過去最高に

    8月24日、株主総会および取締役会を行い、第80期(2020.6.1~21.5.31)決算と役員人事を確定した。売上高は2010億1400万円(前年比31.5%増)。その内訳は、「雑誌」817億0100万円(同27.9%増)、「書籍」178億円(同72.4%増)、「広告」78億7300万円(同18.1%減)、「事業収入」936億3900万円(同35.6%増)。当期純利益は457億1800万円(同118.3%増)で、前年の約209億円から2倍以上となる大幅増益となった。 なお、「事業収入」のうち、「デジタル」分野は449億0900万円(同42.5%増)。 役員人事では、茨木政彦、隅野叙雄の常務2氏が専務に昇任。松真人、山森利之、内田秀美、瓶子吉久の4氏が取締役に新任した。鈴木麻美取締役は退任し、社長室顧問に就いた。

    集英社、売上高2000億円超で過去最高に
  • 「十二国記」(新潮社)の新刊、発売4日目で1・2巻計118万部に

    10月12日、小野不由美氏「十二国記」シリーズの新作『白銀の墟 玄の月』の1、2巻を発売。1巻の初版部数は「新潮文庫」史上最多の50万部、2巻は48万部。実売率は14日までに異例の44.8%を記録、15日に各10万部の重版を決めた。3、4巻は11月9日に発売する。 1991年、『魔性の子』(新潮文庫)で始まった「十二国記」シリーズは、現実の世界とつながる異界「十二国」を舞台にしたファンタジー小説

    「十二国記」(新潮社)の新刊、発売4日目で1・2巻計118万部に
    stella_nf
    stella_nf 2019/10/15
    “1巻の初版部数は「新潮文庫」史上最多の50万部、2巻は48万部。実売率は14日までに異例の44.8%を記録、15日に各10万部の重版を決めた。”
  • 【新文化】 - 小学館、赤字決算に

    5月24日、株主総会および取締役会を行い、第80期(H29.3.1~同30.2.28)決算と役員人事を承認し、発表した。売上高は945億6200万円(前年比2.8%減)、経常利益は3億1300万円(前年は9億3400万円の損失)、当期損失は5億7200万円(前年は8億1300万円の損失)。売上高の内訳は、「出版売上げ」568億4100万円(前年比6.7%減)、「広告収入」95億6300万円(同15.0%減)、「デジタル収入」176億9900万円(同12.8%増)、「版権収入等」104億5900万円(同10.4%増)。 役員人事では、片寄聰常務が専務に、小室登志和取締役が常務に昇任。塩谷雅彦、井手靖、田中敏隆の3氏が取締役に新任した。

  • 【新文化】 - 大手書店チェーン3社、「月刊コロコロコミック」3月号の販売を中止

    紀伊國屋書店と未来屋書店は2月25日、くまざわ書店は同27日、「月刊コロコロコミック」3月号(小学館)の販売を中止した。紀伊國屋書店と未来屋書店は小学館が同23日、ホームページで在日モンゴル大使館に、同号の漫画「やりすぎ!!!イタズラくん」のなかで掲載されている、チンギス・ハーンの肖像画に下品な落書きが描かれたことによる謝罪を発表したことを受けての対応。くまざわ書店は同26日、モンゴル人の来店客から「雑誌を販売しないでほしい」と直接抗議があったことから、書店員の安全も考え、販売中止を決定した。コミックの回収について小学館では、現在協議中だという。

    stella_nf
    stella_nf 2018/02/27
    紀伊國屋書店、未来屋書店、くまざわ書店
  • 【新文化】 - 『君の膵臓をたべたい』(双葉文庫)、100万部突破

    文庫「君の膵臓をたべたい」が8月2日出来の10刷・10万部で105万部に到達する。双葉社が4月30日に発売してから約3カ月で大台に乗る。単行とコミックス(上下巻)と合わせ、すでに200万部を超えている。 「双葉文庫」のミリオンセラーは、2015年10月に達成した湊かなえ「少女」以来、1年9カ月ぶり、3点目。 単行の『君の膵臓をべたい』は2015年6月に発売し、「屋大賞2016」で2位を受賞。現在は83万6000部、コミックスは上下巻で計26万6000部を発行している。

    stella_nf
    stella_nf 2017/07/26
    単行本は83万6000部、コミックスは上下巻で計26万6000部
  • 【新文化】 - 「月刊誌」返品率、50%超に

    2017年5月期の返品率が前年同月比3.8ポイント増の51.0%となり、出版科学研究所が1950年に開始した調査で初めて50%を超えた。同年3月期に送品の多かったムックや、コミックスの返品が大幅に増えたことが要因。ムックの推定販売金額は前年同月比で11%減。コミックスの落込みも大きく、5月に尾田栄一郎『ONE PIECE』(集英社)の新刊、第85巻が発売されたが、同13%減だった。 調査対象の月刊誌は、旬刊・月2回刊・隔週刊・月刊・隔月刊・季刊・不定期刊誌及びムック・コミックを含めた、週刊誌以外の雑誌。

  • 【新文化】 - 静山社の持株会社、ほるぷ出版を子会社化

    静山社の持株会社、フェニックス・ホールディングス(株)は3月31日付で、ほるぷ出版の全株式を取得して同社を完全子会社にした。 ほるぷ出版はさきごろ、株主総会および取締役会を行い、静山社の営業部長である吉川廣通氏を代表取締役社長に選任するなど、役員体制を刷新した。同社の取締役には旧ほるぷ出版の取締役だった中村宏平氏ほか、中道律子氏(静山社営業部長)、松岡綾氏(同副社長)が、監査役には石崎津義男氏(同監査役)が就いた。新住所は東京都千代田区神田神保町3-2-6 丸元ビル9階、TEL03-6261-6691。 フェニックス・ホールディングスは15年4月に出版芸術社を子会社化しており、グループ会社は静山社を含めて3社となった。

  • 【新文化】 - KADOKAWA、誤植問題の調査結果を公表

    1月30日に刊行した『岐阜信長歴史』に多くの誤植があった問題で、同社は2月15日、問題を引き起こした原因を公表した。 同社では、書籍編集の過程において校正・校閲作業を2回以上行う原則があるが、今回スケジュール管理の不備などからそれが遵守されていなかった。また、編集部内における校正刷のチェック体制も機能していなかったという。 同書の社外校正は「ぷれす」(東京・新宿区)が担当したが、同社に落ち度がないことをKADOKAWAは認めている。前述の2つの原因により、ぷれすからの朱字等を校正刷に反映させる過程で多くの転記漏れが生じた。 ぷれすの奥村侑生市社長によると、校正の依頼があったのは昨年12月27日。当初、1月5日納品を依頼されたが、社休となる年末年始を挟むなどタイトなスケジュールだったため、1月6日以降に順次納めることになった。同社長は「弊社のスタッフや、同じように厳しい環境で頑張っている

    stella_nf
    stella_nf 2017/02/15
    http://ir.kadokawa.co.jp/topics/20170215_n3evi.pdf ギリギリのスケジュールにより、校正校閲の簡素化、校正結果の転記ミス、チェック体制の不備で
  • 【新文化】 - 出版物貸与権管理センター、「ライトノベル」の貸与実験へ

    コンパクトディスクビデオレンタル商業組合(CDVJ)と協力して、3月からTSUTAYAやゲオなどレンタルブック事業を手がける全国20店舗で行う。実験は6月末まで行われる予定。 実験にはKADOKAWA、講談社、小学館、集英社、双葉社の5社が451点を出品。同センターでは、ライトノベルにおけるレンタルの需要や新刊販売への影響を分析して報告書を作成する。

    stella_nf
    stella_nf 2017/02/06
    “TSUTAYAやゲオなどレンタルブック事業を手がける全国20店舗で行う。実験は6月末まで行われる予定。実験にはKADOKAWA、講談社、小学館、集英社、双葉社の5社が451点を出品”
  • 【新文化】 - 2016年雑誌売上げ、41年ぶり書籍を下回る 出版科研が発表

    出版科学研究所は1月25日、2016年の出版市場動向を発表。紙の出版物の推定販売金額は前年比3.4%減の1兆4709億円で12年連続のマイナス。うち書籍が同0.7%減の7370億円、雑誌が同5.9%減の7339億円で、41年ぶりに雑誌が下回る結果となった。 電子出版は同27.1%増の1909億円。コミックが1460億円(同27.1%増)、書籍(文字もの)が258億円(同13.2%増)、雑誌が191億円(同52.8%増)。 電子を含めた出版全体の市場は同0.6%減の1兆6618億円だった。

  • 【新文化】 - 岩崎書店、新社長に岩崎夏海取締役が昇任

    9月28日、臨時株主総会において前社長・岩崎弘明氏の甥で、取締役の岩崎夏海(なつみ)氏を代表取締役社長とするトップ人事を決めた。岩崎弘明氏は代表権のない取締役会長に就く。また、岩崎夏海社長の弟である岩崎潮生(うしお)氏が取締役に新任し、社長室長として新社長をサポートしていく。

    stella_nf
    stella_nf 2016/09/29
    同姓同名の別人?と思ってしまった。
  • 【新文化】 - 太洋社の財産状況報告集会、債権届出総額は約27億円に

    9月20日、東京・港区のメルパルクホール東京で行われ、債権者である出版社や書店ほか、太洋社前社長の國弘晴睦氏も出席した。破産管財人の深山雅也弁護士は報告書に基づき、太洋社の破産において1280人から27億9205万4510円の破産債権届出があったと伝えた。不動産の換価、売掛金の回収、在庫商品・什器備品・有価証券等の売却などにより、資産評価額は約30億0927万円、負債評価額は未定。3月15日から9月5日までの収支計算書では、収入の部29億8025万円、支出の部が8億9597万円。 深山弁護士は今後、債権認否を進めながら、少しでも多くの配当原資を作るため、さらに売掛金の回収を急ぐと伝えた。 次回の債権者集会は来年1月25日午後1時半、東京・千代田区の東京家庭裁判所・東京簡易裁判所合同庁舎5階で行われる。

  • 【新文化】 - 連載 第34回 ブックウォーカー 2次創作の可能性追求 - 衝撃ネット小説のいま

    ウェブ小説は紙で書籍化され、同時に電子書籍版が刊行されることも多い。ネットで無料で読めたものが、改稿版とはいえ有料で販売されるとは奇妙な事態だが、売行きはどれほどか。ラノベ系に強い電子書店を展開し、紙の読書に近いインターフェースにこだわりのあるKADOKAWAグループのブックウォーカー(BW)に訊いた。 「うちのユーザーは30代前半の男性が多いが、その層を中心に非常に売れている。たとえばMFブックスの主要タイトル『無職転生』などは紙の2割くらい。あるいはウェブで既読だがオフラインでも読みたい人、著者を応援するためにお金を払いたい人、ウェブの横書きではなく縦書きとして読みたい人などがいる。著者の意向などで電子書籍化の許諾が取れないケースも稀にあるが、電子化リクエストは多く、ニーズは高い」(常務取締役CTO・橋場一郎氏) もともとを大量に買うからこそ「紙のは場所を取るため、(ほとん

  • 【新文化】 - 主婦の友社「ヒーロー文庫」、累計450万部で売上げ連続20%増

    ラノベレーベル「ヒーロー文庫」が2012年9月の創刊から35シリーズ・101点を刊行し、毎年20%以上伸長。計450万部を発行する「重版率100%」の人気レーベルとなっている。「ヒーロー党」と呼ばれ、満数出荷が約束されている書店は108店に拡大。文教堂、くまざわ書店、有隣堂、ワンダーコーポレーション、明屋書店、三洋堂書店、リブロ、啓文堂書店、アニメイト、ゲーマーズ、虎の穴、メロンブックスなどには、法人単位で特製拡材の優先出荷。くまざわ書店は前年比260%増と売上げを伸ばしている。 「ヒーロー文庫」の売れ筋は、天酒之瓢『ナイツ&マジック』(6巻、計40万4000部)、内田健『異世界チート魔術師』(5巻・36万部)、蘇我捨恥『異世界迷宮でハーレムを』(同・31万1000部)など。

  • 【新文化】 - 電子書籍端末「Lideo(リディオ)」、販売終了へ

    5月8日、三省堂書店が店頭販売を終え、書店での取扱いがなくなる。電子書籍端末「BookLive!Reader Lideo」はBookLiveが開発し、2012年12月にリリース。電子書籍ストア「BookLive!」や、三省堂書店、有隣堂、勝木書店など約160店で販売していた。今年3月までに大半の書店が取扱いを終えていた。後継となる機種を発売する予定はない。電子ストア「BookLive!」のサービスは継続する。

  • 【新文化】 - 〈熊本地震〉書店の被害・運営状況

    4月14日午後9時26分に発生した平成28年熊地震。15日午前までに取材できた書店の被害や運営状況は次の通り。 ◇紀伊國屋書店、2店休業に 紀伊國屋書店の熊はません店(熊・南区)と光の森店(菊池郡)で被害があり、4月15日、2店の営業を中止する。はません店では昨夜、女性客1人がケガを負い病院に搬送された。スタッフは無事。店内は天井の一部が崩れ、棚が倒れた。スプリンクラーが作動した模様。光の森店は棚が破損。スタッフは無事という。 ◇長崎書店、休業に 長崎書店(熊・中央区)は、4月15日を臨時休業すると同社ホームページおよびSNS上で発表した。長崎次郎書店(同)も同様。長﨑健一社長名義で「早期の営業再開に向け、スタッフ一同努めてまいる所存でございます」としている。 ◇アニメイト熊(熊・中央区)、臨時休業 4月15日は臨時休業とする。人的被害はなかった。 ◇蔦屋書店熊三年坂(熊

  • 【新文化】 - 紀伊國屋書店、そごう川口店に67店目

    stella_nf
    stella_nf 2016/02/18
    丸善のあと
  • 【新文化】 - 太洋社「自主廃業に向けた説明会」、書店と出版社から質問相次ぐ

    2月8日、東京・汐留のベルサール汐留で、午後1時半から書店向け、同3時半から出版社向け説明会を行った。國弘晴睦社長はこれまでの経緯と売却を予定する資産の内訳を発表。同社が保有する不動産鑑定評価書によると、埼玉・戸田市の「物流センタ―」は11億3000万円、東京・神保町の「商品センタ―」は2億1800万円、四国支店や長崎にある不動産は6000万円程度の価値があり、有価証券は1億円以上を換価できる見通しであると報告。その結果、「現在の借入金約7億円を返済してなお、約7億円程度が残る勘定」と話した。太洋社の売掛金は現在約47億円だが、書店の買掛金の回収を進めていくことで減少する見通しという。取引書店は約300法人・約800店。 会場からは自主廃業の時期、取引書店の帳合変更が確定・終了する期日、精算期日などのタイムスケジュール関連と、昨年6月期時点のBS、PLに関する質問などが相次いだ。期日などに

  • 【新文化】 - 栗田、「再生計画案」まとまる 債権者集会は12月24日に

    民事再生法の適用を申請していた栗田出版販売(栗田)の再生計画案がこのほどまとまり、11月5日、東京地裁から債権者に対してその詳細が文書で送付された。弁済率は50万円以下が100%、それ以上は21.3%。ただし、OKCに対する連帯保証債務の免除を受けた場合は最大25.5%に上がる可能性もある。 栗田は来年2月1日、10月15日に設立された大阪屋の新子会社「株式会社栗田」(新栗田)に事業を譲渡。その時点で新栗田から栗田出版販売に名称変更する。12月24日午後1時半から、東京地裁債権者等集会会場(家簡地裁合同庁舎5階)で行う債権者集会でこれら計画案の是非を問う投票を行い、可決されれば来年3月末日または4月1日に大阪屋と合併し、営業を開始する。 スポンサーは当初、出版共同流通と発表されていたが、大阪屋が8億円で栗田の事業を譲り受けることから、大阪屋が事実上のスポンサーとして支援することになった。出

  • 【新文化】 - 日本図書館協会、村上春樹氏の貸出記録掲載で面談へ

    図書館協会の図書館の自由委員会は、神戸新聞が10月5日付の紙面で、村上氏が高校の在学時に利用したの帯出者カードの写真を掲載した件について、同13日に神戸新聞に面談する。記事には、村上氏だけでなく、他の生徒の氏名と貸出記録も写っていた。 日図書館協会は「図書館の自由に関する宣言」のなかで、「読者が何を読むかはその人のプライバシーに属することであり、図書館は、利用者の読書事実を外部に漏らさない」などと定めている。

    stella_nf
    stella_nf 2015/10/10
    “村上氏が高校の在学時に利用した本の帯出者カードの写真を掲載した件について、同13日に神戸新聞に面談する。記事には、村上氏だけでなく、他の生徒の氏名と貸出記録も写っていた。”