htc VIVEなどのSteamVR対応機器でVRを快適に体験するには高いグラフィックボードの性能が求められ、原則毎秒90フレームの維持が必要とされる。 しかし、Steam VRには90フレームを維持できない場合にフレームを予測疑似表示してVR体験の品質を維持する「非同期再投影」とフレームレートを半減させる事でVR体験の品質を最低限維持する「インターリーブ再投影」が組み込まれている。本稿はこのオプション機能の設定メモ。 基本的にCPU・GPU共に11ms以内で処理を完了する事が求められるSteam VR 現在のSteam VRにおいては秒間90フレームを維持が原則で、これを実現するためにはGPUとCPUの処理を11ms以内に完了させる必要がある。11msを超えて遅延が発生すると「ジャダー」や「スタッター」と呼ばれる映像の乱れやカクつき・残像が発生してしまう。 この状態が多発するとVR酔いを
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