日本はひとつのターニングポイントをむかえているのかもしれない。 行政刷新担当相曰く「日本の研究者がアメリカに逃げたところで、アメリカで採用されるわけがない」:現政権は研究者が容易に国外逃亡しうるという事実を理解していない(追記2件あり) とそれに対するはてなブックマークの反応。 はてなブックマーク - 行政刷新担当相曰く・・・ 反応しているのは、多くが理系の研究者であろうが、日本政府の学術予算の削減に伴い、かなり真剣に「日本での研究をあきらめ、海外で研究する」ことを検討し始めているのがわかる。それにしても感じるのは、政府首脳の「国際感覚」の乏しさである。皮膚感覚で日本を取り巻く環境の激変を感じ取れていない。たしかに「『現実が変わった』ことを受け入れられない日本」ですな。 いろんな議論があるけれど、結局、人間は金銭に強く動機づけられているのだ。最近まで「味噌汁が飲めない国など移住したくない」