「ビジネスや利益を考える前に、まずどんな価値をつくり出せるのかに集中する」「人々の手助けになる、役立つことをするというのは、『マーケティング戦略』の一部なんだ」 デニム姿のリラックスした様子のビズ・ストーンさん。30日に、東京・恵比寿のデジタルガレージであった「ザ・ニュー・コンテクスト・カンファレンス2010」で、このツイッター社共同創業者はそんな話をしていた。ユーストリームでも中継をしていたので、見ていた人もいるかもしれない。業界色と英語濃度のすごく濃いカンファレンスだ。 シリコンバレーっぽい物言いだなと、楽しく聞けた。グーグルの物言いにもよく似ている。イノベーション(革新)が世界をよい方向に変えていく。その「よいこと」を「楽しく」、自分たちの手でやり抜く、という確信のある人間たちの言葉だ。ストーンさんは、グーグルにもいたことがあるから、なおさらなのかも知れない。 もっとも、ツイッターの