それでも影響がないタフネスカメラDMX-C6はどんな経緯で生まれたのか。生活防水はどういう技術なのか。三洋電機 パーソナルエレクトロニクスグループ DIカンパニー DIシステムビジネスユニット 販売部 国内販売課 課長の奥誠一氏に話を聞いた。 奥氏は、もともとは技術開発や商品企画を担当し、Xactiというブランドやプロジェクト全体を立ち上げたスタッフである。現在は販売・マーケティングの立場から市場動向を常に探りながら、DMX-CA6の企画開発の際には技術者に対してさまざまな要望を伝え、完成後は市場への導入やメディアへの展開などの役割を担っている。 ――Xactiシリーズの中でも、2003年の「DMX-C1」から始まる縦型のモデルは、その個性的なデザインや、動画と静止画を同等に扱ったコンセプトが特にユニークですね。新製品DMX-CA6の話の前に、縦型Xactiシリーズ全体の狙いを改めて聞かせ