シニア層にターゲットを絞ったスマートフォンが次々登場している一方で、格安スマホがシニアから注目を集めている。各社とも通信料収入拡大のため、フィーチャーフォンを持つシニアを、いかにスマートフォンへ移行させるかに躍起になっているが、そうした取り組みがスムーズに受け入れられているとは言い難い。その要因は、スマートフォンに対する“価値”の違いにあるといえそうだ。 増えるシニア向けスマートフォン、だが人気は今ひとつ フィーチャーフォンを持つシニア層をスマートフォンへと移行させようという取り組みは、従来より積極的に実施されてきた。特に以前より注目されてきたのが、端末面での取り組みだ。 実際、NTTドコモが「らくらくスマートフォン」の成功を機に、シニア向けスマートフォン「らくらくスマートフォン」シリーズを提供しているというのは、ご存じの方も多いことだろう。現在販売されている最新モデル「らくらくホン3」は