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まんがと本に関するstonedloveのブックマーク (9)

  • 大塚英志『大東亜共栄圏のクールジャパン』を早川タダノリさんが読む、「組織する者が組織される―― 大日本帝国の参加型プロパガンダ」

    大塚英志『大東亜共栄圏のクールジャパン』を早川タダノリさんが読む、 「組織する者が組織される―― 大日帝国の参加型プロパガンダ」 「クールジャパン」という言葉も、目にする機会がすっかり減ってしまった。アニメや映画を税金をじゃぶじゃぶ使って輸出すること――と理解している人も多い。しかし、日政府が力を入れてきた「クールジャパン」戦略は、「世界の共感を獲得して、それをベースに我が国のソフトパワーを活用していく」(内閣府「クールジャパン戦略」二〇一九年九月)ことが目標だった。「ソフトパワー」とは、軍事力や経済力などの「ハードパワー」に対して、文化政治的価値観で相手を魅了し交渉を有利にする安全保障上の要素を指す。 書が『大東亜共栄圏のクールジャパン』を主題としたのは、戦時下日の「外地」に向けたプロパガンダを、ソフトパワー戦略として照射する有意義なアプローチだ。書では「まんが」「アニメーシ

    大塚英志『大東亜共栄圏のクールジャパン』を早川タダノリさんが読む、「組織する者が組織される―― 大日本帝国の参加型プロパガンダ」
  • 吉田豪 萩尾望都と竹宮惠子を語る

    吉田豪さんが2021年5月10日放送のTBSラジオ『アフター6ジャンクション』の中で少女漫画家の萩尾望都先生と竹宮惠子先生について話していました。 (宇多丸)さあ、ということで今夜は少女漫画に変革を起こした2人の漫画家、萩尾望都先生と竹宮惠子先生についてということで。これはやはり、想像するに先日出版されました萩尾望都先生の『一度きりの大泉の話』きっかけということでよろしいんでしょうか? (吉田豪)そうですね。それきっかけで一気に僕は関連書を読み漁り……もうどんどん、このことについて考え続けている状態ですね。 (宇多丸)結構漫画好きの間でも話題沸騰で。実は福田里香さんとかもすごいこのことについて話なんかしてましたけど。ということで、改めてですが。まあ当にね、少女漫画界のレジェンド中のレジェンド。お二人の先生のプロフィール、熊崎くんからご紹介をお願いします。 (熊崎風斗)はい。まずは萩尾望

    吉田豪 萩尾望都と竹宮惠子を語る
  • 「一度きりの大泉の話」を新聞記者が読んだら(小原篤のアニマゲ丼):朝日新聞デジタル

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    「一度きりの大泉の話」を新聞記者が読んだら(小原篤のアニマゲ丼):朝日新聞デジタル
  • 一度きりの大泉の話 :萩尾 望都|河出書房新社

    受賞 朝日、東京 単行 46 ● 352ページ ISBN:978-4-309-02962-7 ● Cコード:0095 発売日:2021.04.22 このの内容 「大泉に住んでいた時代のことは封印していました。しかし今回は、当時の大泉のことを初めてお話しようと思います」(前書きより)。全352頁、12万字書き下ろし。未発表スケッチ収録。 352ページ、12万字書き下ろし。未発表スケッチ多数収録。 出会いと別れの“大泉時代”を、現在の心境もこめて綴った70年代回想録。 「ちょっと暗めの部分もあるお話 ―― 日記というか記録です。 人生にはいろんな出会いがあります。 これは私の出会った方との交友が失われた人間関係失敗談です」 ――私は一切を忘れて考えないようにしてきました。考えると苦しいし、眠れずべられず目が見えず、体調不良になるからです。忘れれば呼吸ができました。体を動かし仕事もできまし

    一度きりの大泉の話 :萩尾 望都|河出書房新社
  • 『ガラスの仮面』美内すずえがブサイクとはなにかを描く良作! ルッキズム渦巻く社会をサバイブするマンガ3選

    トミヤマユキコ著『少女マンガのブサイク女子考』(左右社) 現代社会とは、視覚優位の社会であり、そこで暮らすわたしたちが「見た目」や「美醜」の呪縛から自由になるのは、なかなか難しいものです。このところ「ルッキズム」にまつわる議論が盛り上がりを見せているのも、視覚の優位性に振り回され、疲弊する人々の心性を反映してのことでしょう。 わたしはこの11月に『少女マンガのブサイク女子考』(左右社)というを出しました。ヒロインが不美人という設定になっている少女マンガを26作品取り上げ、分析したです。 リサーチを進めて行く中でわかったのは、ブサイク女子が「ただ笑いの文脈で消費されて終わり」みたいな作品はあまりなくて、自分の見た目とどのように折り合いをつけ、この社会で生きていくかをド正面から描いた大真面目な作品が多かったということ。 しかも、ヒロインたちの選択は実にさまざまで「多様性とはまさにこのことだ

    『ガラスの仮面』美内すずえがブサイクとはなにかを描く良作! ルッキズム渦巻く社会をサバイブするマンガ3選
  • 少女マンガの「ブサイク・ヒロイン」たちは、ブサイクのステレオタイプを破壊する - wezzy|ウェジー

    トミヤマユキコさん著『少女マンガのブサイク女子考』(左右社)は、少女マンガ界のバラエティに富んだブサイク・ヒロインたちの描かれ方を分析・紹介した一冊です。興味深いのは、安野モヨコ、岡崎京子、西炯子、萩尾望都、谷口ひとみ、山岸涼子、など名だたる作家によって描かれた全26作品から提示される、ブサイクの描かれ方の多様さです。 あるマンガでは美醜にこだわりすぎるがためのホラー的展開が、あるマンガではブサイクゆえ愛されなかったという身もふたもない悲劇が、あるマンガでは美女の友人よりも自信満々でコンプレックス皆無の主人公の終始お気楽で幸せな姿が、あるマンガでは美しさより強さを選びあえて醜くなる決断が描かれています。それらは、「ブサイク=コンプレックスだらけ」「ブサイク=美女に憧れている」「ブサイク=美女になったら幸せ」といったブサイクのステレオタイプとは相容れないものです。 多種多様なアプローチを見て

    少女マンガの「ブサイク・ヒロイン」たちは、ブサイクのステレオタイプを破壊する - wezzy|ウェジー
  • 「ルッキズム」の矛盾 解消するより自覚しておくことが大事

    ◆美醜をめぐる3つの作品 長く女子アナの登竜門とされてきたミスコン(ミスキャンパスコンテスト)を中止する大学が出てきたり、女芸人のブスいじりが敬遠されたりと、人の見た目を画一的な基準で評価する「ルッキズム(=外見至上主義)」が議論される機会が増えている。就職差別など、差別につながるルッキズムは批判されてしかるべきだが、一方で美を求める人はいるし、また、ルッキズムの捉え方には個人差や文化差なども関わってくるから、事は単純ではない。 そんななか、ルッキズムを扱った書籍も増え、ルッキズムや美醜問題を考える契機となっている。 たとえば作家の山崎ナオコーラさんは、容姿差別を考えるエッセイ『ブスの自信の持ち方』(誠文堂新光社)で、差別される側ではなく、社会が変わるべきだと説いた。新著『肉体のジェンダーを笑うな』(集英社)にも、顔認証システムがルッキズムの呪いを解きほぐしていく近未来小説が収められている

    「ルッキズム」の矛盾 解消するより自覚しておくことが大事
  • 少女マンガのブサイク女子考 | 左右社

    著者:トミヤマユキコ漫画:笹生那実 装画:ハギーK 装幀:いすたえこ+伊藤里織定価:体1700円+税四六判並製/192ページ2020年10月31日 第一刷発行978-4-86528-293-1 C0095 ヒロインにはなぜ、ブサイクがいないの? ライター・少女マンガ研究者の著者による、前人未到の少女マンガ×ルッキズムエッセイ誕生! 少女マンガのヒロインはたいてい美人。ブサイクという設定でも、「全然ブサイクじゃないじゃん!」と突っ込みたくなるかわいい女の子ばかり……。 と思いきや、少女マンガの「ブサイクヒロイン」は、こんなにたくさん存在していた!! 書では、萩尾望都、山岸凉子、岡崎京子、安野モヨコなどの大御所から若手、知る人ぞ知る伝説的作家まで、全26作品を収録。 各章の終わりには70年代に美内すずえなどの敏腕アシスタントとして活躍した笹生那実による考察マンガ、巻末には能町みね子との特別

  • Amazon.co.jp: 大政翼賛会のメディアミックス:「翼賛一家」と参加するファシズム: 大塚英志: 本

    Amazon.co.jp: 大政翼賛会のメディアミックス:「翼賛一家」と参加するファシズム: 大塚英志: 本
    stonedlove
    stonedlove 2019/01/29
    大政翼賛会による「メディアミックス」の研究。徹底して資料に基き、推論や恣意的な解釈を廃した筆致で戦時下の文化政策の構造と技術をえぐり出すさまに「編集」の凄みを感じた。ズーンと重い読後感がのしかかる。
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