前回の記事が想像以上に反響が良く、驚きました。これまで楽曲の中身について触れた内容のものはさほど興味を持たれなかった印象があり、本質的な内容に対する共感は皆さんの想像以上に嬉しいものです。 前回の記事はこちら。 さて、音楽制作における一つの大きな議題として、以前も取り上げたAIとの関係性を無視できない状況になりつつあるように感じます。AIと言う、サブスク同様に止まらないテクノロジーの進化をどう捉え、僕ら人間が音楽制作と向き合うべきなのか、少し考えてみました。 低価格な権利フリー音源は、きっとすぐに駆逐される。 ついに、AIがムードやジャンルを自動生成して動画BGM用に楽曲作るサービスが登場しました。機能紹介ビデオで流れている曲が実際のサービスで提供される音楽クオリティだとした場合、正直なお話、人力で作っているロイヤリティフリーの買取式音源サイトで手に入る音楽と比べても、さほどクオリティの差