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2019年6月21日のブックマーク (5件)

  • あこがれのポストパンク・ヒロイン、自らの半生を綴る:『安アパートのディスコクイーン トレイシー・ソーン自伝』──「モダン・ウーマンをさがして」第10回

    知的で勇敢な女性の半生記 かつて私が10代だった頃、エヴリシング・バット・ザ・ガールは「おしゃれな先輩が好きな音楽」でした。だから最初は「自分より年上の人たちのもの」なんて印象を持っていたものだけれど、CDとレコード(そう、あの頃はCDとレコードだった)を1枚ずつ聴くうちに、そんなのもう関係なく大好きなバンドのひとつになりました。80年代から90年代、音の感触を時代にあわせて変えながらも、しみじみ美しい曲を奏で続けたトレイシー・ソーンとベン・ワットのふたり組は、今でも自分にとって特別な存在です。 さて、彼らの最後のアルバムがリリースされてからちょうど20年になる今年、トレイシー・ソーンが2013年に上梓した回顧録『安アパートのディスコクイーン』(原題:Bedsit Disco Queen: How I grew up and tried to be a pop star)が翻訳されました。

    あこがれのポストパンク・ヒロイン、自らの半生を綴る:『安アパートのディスコクイーン トレイシー・ソーン自伝』──「モダン・ウーマンをさがして」第10回
  • 部落・在日コリアン…差別がよみがえった 20年取材した記者の驚き

    戦後も続いた部落差別 地名リスト掲載、原告「差別の恐怖感」 北九州で差別の体験談を取材 私が部落差別の問題をはじめて取材したのは1994年のことです。当時、もうすぐ21世紀という現代日社会に、江戸時代の身分制度が由来の一つともいわれる昔からの差別が残っていることに衝撃を受けました。それから20年以上たった今、ネットの登場により、かえって問題が深刻になっている側面すらあります。「差別はいけない」という共通理解が成り立たなくなっているのではないか。そんな疑問から、あらためて現代の差別問題について向き合ってみました。 いじめや差別がやめられなくなる 人はなぜ差別やいじめをするのでしょうか。『「いじめ」や「差別」をなくすためにできること』(ちくま新書)などの著書がある精神科医の香山リカ・立教大教授は、「差別やいじめは被害者に原因があるのではなく、加害者に原因がある。被害者ではなく加害者の問題なの

    部落・在日コリアン…差別がよみがえった 20年取材した記者の驚き
  • LINEやメールを何度も送るのはストーカーですか?――ストーカー相談室 | 文春オンライン

    ◆◆◆ 内澤 週刊文春で連載していたルポが『ストーカーとの七〇〇日戦争』というにまとまりました。連載中からしんどい思いをして書いて参りましたが、にするのにも苦労しました。ストーカー事件の関係者のカウンセリングをしておられる小早川先生には、ストーカーとの向き合い方についていろんなアドバイスをいただきました。あらためて感謝します。ありがとうございました。 小早川 出来上がったを拝見して、あらためてすごいなと感服です。率直によくここまで書けたなと。自分のことをあけすけに書く難しさ、実際の被害について配慮しつつ書くという困難もある。内澤さんの強い精神力がこのの根底にあるのは間違いないですよね。 内澤 ありがとうございます。こんなにたくさん付箋をつけてチェックしてくださって……。恐縮してしまいます。 小早川 作品としての面白さもそうですけど、なによりこれは世の中にとってとても貴重なルポですよ

    LINEやメールを何度も送るのはストーカーですか?――ストーカー相談室 | 文春オンライン
    stonedlove
    stonedlove 2019/06/21
    「人への執着が高まってしまって自分でも止められない病気」
  • サン O)))が響かせる『ライフ・メタル』のドローン(持続音)マントラ(山崎智之) - エキスパート - Yahoo!ニュース

    サン O)))のスティーヴン・オマリーへのインタビュー、全2回の後編。 前編記事では傑作との呼び声が高いニュー・アルバム『ライフ・メタル』の概要について訊いたが、後編では収録曲や参加メンバー、近日発表される“瞑想的アルバム”『パイロクラスト』などについて、スティーヴンにさらに掘り下げて話してもらった。 <どんな解釈も間違いではない。すべてが正解だ>●アルバムの1曲目「ビトゥイーン・スレイプニルズ・ブレス」の“スレイプニル”は北欧神話の神獣で、オーディンの乗る8足の馬だそうですが、イントロで嘶いているのがスレイプニルでしょうか? そう考えるならば、それが正解だよ。実はそのパートはバソリー『Blood Fire Death』(1988)の「Oden Ride Over Nordland」イントロをサンプリングしたんだ。俺たちなりの“メタルの歴史”への言及といえるだろう。この曲ではアステカ君主

    サン O)))が響かせる『ライフ・メタル』のドローン(持続音)マントラ(山崎智之) - エキスパート - Yahoo!ニュース
  • 「男」に「男」は救えるか? - キリンが逆立ちしたピアス(ブログ版)

    ここのところ、はてな匿名ダイアリーで、(シスヘテロの)男性と男性の関係についての、男性の書き手による記事が次々と公開されて、ブックマークを集めている。 これまでネット上では「弱者男性」を名乗る人たちが、(経済力のある)女性は(経済力のない)「弱者男性」と結婚して扶養することにより救うべきだという主張をすることがあった*1。それに対して女性から、男性は女性に救いを求めるのではなく、男性に救いを求めるべきだという指摘が寄せられることはよくある。 今回、次々と公開される記事は、男性と男性が人間的に(または情緒的に)繋がることによって、男性が救われることについての困難が言語化されている。 男同士が遊ぶことに楽しさがないわけじゃない。 ただ安心して弱さを見せ合い、ベッタリともたれ合うことはできない。 いわばスポーツや対戦ゲームみたいなもんで、調子のいい時、面白いとき、人生が恵まれている時にお互いの

    「男」に「男」は救えるか? - キリンが逆立ちしたピアス(ブログ版)
    stonedlove
    stonedlove 2019/06/21
    ササキバラ・ゴウいうところの「男の子問題」を『さらざんまい』は完全にブレイクスルーした。少なくとも俺は解放された。男の子プリキュアしかり。