裏切り、病気、孤独、死別、離婚、失業――ARIA世代にはあらゆるピンチが襲ってきます。人生のピンチに陥ったときに、局面を打開するきっかけになった「逆転の一冊」とは? 連載第5回は、壇蜜さんの虎の子の一冊です。恩人との別れを経験した後、壇蜜さんがエンバーミング(遺体衛生保存)の仕事に就くきっかけを作ったのもこの一冊。「生きづらさ」を抱えていた壇蜜さんをどう導いてくれたのでしょうか。 (上)「遺体と向き合う仕事」にピンときた ←今回はココ (下)「今に見てろよ…」デートDV男に発奮 「私、ムダに生きているな」と思っていた日々 ―― グラビアアイドルとして29歳で遅咲きのデビューを果たした壇蜜さん。芸能界にデビューするまでには、どんな道のりを歩んできたのでしょうか。 壇蜜さん(以下、敬称略) 高校生のころは「私、ムダに生きてるな」と思っていました。なんで生きてるのか分からなかった。 小学校くらい
1944年10月。三重県・明野教導飛行師団にて。ラッキーセブン隊の一員で、陸軍初の特攻隊「丹心隊」の一員に選ばれた佐々田眞三郎少尉(左)と談笑する大貫少尉この記事の写真をすべて見る 河北省石家荘にて。前から4列目右から6人目が大貫見習士官。ここに並ぶ第28教育飛行隊隊員の、およそ7割が戦没した 太平洋戦争末期に、特攻帰還者を幽閉する「振武寮」という施設があった。そこでは上官が帰還兵を殴打し、怒声を浴びせ、再び生きて戻ることは許されない、と思わせる精神教育が行われた。2009年に出版された『特攻隊振武寮 帰還兵は地獄を見た』は、元特攻隊員が知られざる内幕を明かした、驚愕のノンフィクションだ。 【およそ7割が戦没した第28教育飛行隊隊員…】 鴻上尚史さんのベストセラー『不死身の特攻兵 軍神はなぜ上官に反抗したか』は、実はこの『特攻隊振武寮』からヒントを得て書かれたのだという。鴻上さんが本書から
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く