自称「食べもののことになると人格が変わる」ほど食に執心する“食尽族”でミュージシャンの掟ポルシェ(ロマンポルシェ。、ド・ロドロシテル)が、実際に食べてみて感動するほど美味しかったものや、はたまた頭にくるほどマズかったもの、食にまつわるエピソードについて綴る連載。読んで味わうグルメコラムがここに! 1990年代に洗礼を受けた某東京ラーメンの思い出 時は1990年代中盤。バイト先のペンキ屋の友だちと何人かで、中央線のとある駅の近くで酒飲んだ帰りのこと。まぁ誰かが「ラーメン食ってかねえ?」と。俺も若い頃はあの“飲んだシメにラーメン食べる”ってのが胃袋的にも気持ち的にもあんまり理解できず著しく気が乗らなかったんですけども、まぁ世の中飲んだシメはラーメンが多数派、仕方なくたまたまみっけたプレハブ小屋(3びきのこぶたブーフーウーで言ったらフーとウーの間くらい、狼がちょっと本気出したら吐息で吹き飛ばせる