「レイト・ナイト・テイルズ:クルアンビン」のジャケット(写真提供:ビートインク)この記事の写真をすべて見る クルアンビン(写真提供:ビートインク) 昔の日本のポップ・ミュージックが、海外で注目され始めて久しい。山下達郎、竹内まりや、細野晴臣、清水靖晃といったアーティストたちが1970~80年代に残してきた音楽の多くがここ数年、シティーポップの原点として、環境音楽やAORといった音楽の再評価と連動しながら、国内外で高く評価されている。 【この記事の写真をもっと見る】 最近話題となっているのは、79年に発表された松原みきのデビューシングル「真夜中のドア」。発売から40年以上経過した今、サブスクリプションサービスのSpotifyで460万回、Apple Musicでは100万回以上再生されている。インドネシア、タイ、マレーシアといったアジア各国では、より多く再生されているというのも興味深い。 日