成瀬 悟策先生の略歴 ・催眠、イメージ、動作法、ロバート・ホート、やすらぎ荘 ・1950年東京文理科大学心理学科卒業。ニューヨーク大学客員助教授、九州大学教育学部教授、九州女子大学学長を歴任。博士論文「催眠と睡眠の関係についての生理学的研究」 ・学生時代に中村古峡の催眠に魅了され、慶応精神科医局に通い勉強し、異常心理学の研究と実践を行なわれた話、ニューヨークで臨床催眠のライセンスを取得した当時、アメリカはイメージ研究が復活した時代であった話、脳性麻痺の方への動作法を行った「やすらぎ荘」で多くの臨床家を育てたお話は、戦後の臨床心理学の黎明期の様子が見えてきました。 インタビュアー(以下、「イン」と略)B では、よろしくお願いします。 まず、心理学を学ぶまでの学生時代のお話も含めて。 成瀬 もうちょっと前の話は、だめ? インB はい。大丈夫です。ぜひ、お願いします。 成瀬 私、軍隊から帰ってき
笑うな。何がおかしいんだ。こぶしを突き上げることか? それとも路上で座り込む姿か? 怒りに満ち満ちたその表情が、そんなにもおかしいのか? 取材現場で何度も問うてきた。なのに「やつら」は笑い続ける。正直に言おう。今、私は悔しくて仕方ないのだ。人間のまっすぐな怒りを、腹の底から沸き立つような怒りを、笑うことで無効化させようとする人たちを心底許せないのだ。「論破王」を名乗る実業家も、売れっ子小説家も、取材もしないで番組をつくるテレビ制作者も、自称「愛国者」を名乗る人たちも、政治家も、ほら、今日も安全圏で軽薄な笑みを浮かべている。そして、マイノリティーが、被差別者が、顔を真っ赤にするのを待っている。 沖縄もまた、ずっとそうした醜悪な笑いの「素材」として利用されてきた。 冗談じゃない。歴史を変えてきたのも、人類があらゆる権利を獲得したきっかけも、全ては人の怒りではないか。 切実な思いを知ったふうな理
疾走感抜群のロックンロールから、陰鬱(いんうつ)な気持ちを歌うポップソングまで、音楽性を大きく変えながら活動し、1980年代のロックシーンに着実な足跡を残したバンド「ザ・ルースターズ」の13枚のアルバム、計118曲の配信が解禁された。元リーダーで在籍時、楽曲のほとんどを手がけたボーカル兼ギターの大江慎也(65)は「若い頃、頭の中で考えたものが若い人や世界に広がるのはうれしい。多くの人に聴いてほしい」と語った。 (上田融) 北九州市で結成され、80年にデビュー。ブルースや古いロックンロールをベースとし、大江の荒々しい歌、切れ味鋭いギター、怒濤(どとう)のようなリズム隊で注目を集めた。同郷の他のバンドとともに「めんたいロック」とも呼ばれた。 83年、ニューウエーブ風で透明感のあるアルバムを発表し音楽関係者に衝撃を与えた。その後、大江は患っていた精神的不調が悪化し、やがて脱退する。バンドはギター
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