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2024年6月17日のブックマーク (4件)

  • 第1回 芥川賞の賞金|オンリー・イエスタディ|見城徹

    「今からそちらへ行ってお前に頼みたいことがある」 唐突な電話から2時間後、中上健次は僕の初台のアパートに居た。はじめて見る背広姿だった。ネクタイがうまく衿元にフィットしていなくて、妙な感じだったのをよく覚えている。 「30万円貸して欲しい。芥川賞を獲ったらその賞金で借金は返す」 なるほど芥川賞の賞金は当時30万円だった。要はこうである。酒場で喧嘩をして、傍にいた人に怪我をさせてしまった。向こうは警察に訴えると言っているが、30万円あれば示談が成立しそうだ。なんとか都合してくれ。 金もないのに二人でつるんで飲み歩き、しょっちゅう酒場で殴り合いはしていたがこんな事件に発展したのは初めてだった。中上健次はいつになく神妙にしている。すでにフォークリフトの運転手をしていた会社はやめていて、金は常になかった。 僕の預金通帳には50万円程があった。大学を出て入社した会社をすぐに辞めて1年間遊び暮らし、よ

    第1回 芥川賞の賞金|オンリー・イエスタディ|見城徹
  • 酔っぱらうためにお酒飲む人の気持ちが分からんわ

    試しに一週間通してある程度酔っ払うだけのお酒を飲んでみたんよ けど、感想としてはフワフワするような多少の心地よい感覚、肌感覚や思考が鈍るような違和感があるだけで、そんな熱心に酒を飲まなきゃいけないようなもんでもないと思った ただ、酔う初期の初期の段階で、事が美味しく感じるようなかなり良い側面もある だから飯う時にお酒を飲むというのは良いと思うんだけど、それは酔っぱらうためではない たまに適度に飲んで美味しく事をとる それでいいじゃん なんでお酒をそんなバカスカ飲むのよ 何かしらのマウントか?

    酔っぱらうためにお酒飲む人の気持ちが分からんわ
    stonedlove
    stonedlove 2024/06/17
    うまいウイスキーやジン・泡盛・テキーラを飲むと魂が肉体から抜け出して古代から未来、宇宙へと時空を超える酩酊を体験できる。たかだか数杯のスピリッツでこんな奇跡が起きるのは人類の叡智というほかない
  • interview with John Cale | ele-king

    Home > Interviews > interview with John Cale - 新作、図書館、ヴェルヴェッツ、そしてポップとアヴァンギャルドの現在 ジョン・ケイルほどの充実したキャリアがあると、どこから話をはじめればいいのかわからない。ウェールズの小さな村ガーナントで、近所の教会でオルガンを弾き、地元の炭鉱労働組合の図書館が収蔵する楽譜に熱中したのがはじまりかもしれない。ロンドンでフルクサスの芸術家コミュニティと協働していた時期や、アメリカで名前の似たジョン・ケージやラ・モンテ・ヤングと一緒に活動していた時期もある。ヴェルヴェット・アンダーグラウンドでロックのオルタナティヴな領域まるごとの基盤を築きもした──そこから派生するもうひとつのロック史を、モダン・ラヴァーズやパティ・スミスやハッピー・マンデーズなどのプロデュース仕事を通じて育んだことは言うまでもない。彼の長く多彩なソ

    interview with John Cale | ele-king
  • 先住民目線で語る、Mrs. Green AppleのMV「コロンブス」問題 | ユロックの母

    Aiy-yue-kwee’ Nee-kee-chue! 皆さんこんにちは、 亜希ダウニング(aki_downing)です! カリフォルニア州のネイティブアメリカン”ユロック族”に嫁ぎ 先住民の土地でのびのび楽しく暮らしています! 2024年6月12日、1のミュージックビデオが話題になりました。 Mrs. Green Appleという日のロックバンドの新曲 「コロンブス」 ”アメリカ先住民に対する差別ではないか”との声があがりました。 私もこの件についてTwitterやインスタで自分の意見を投稿。 いくつもの投稿が瞬く間に広がりました。 今日はこの騒動について、先住民に嫁いだ私の目線からお話させてください。 正直、この立場から日語で語れるのは世界で私しかいないんじゃないかってくらい思ってます。 ただちょっと思った以上に長くなってしまったので、 読んで損はしないけど時間だけは無駄にします

    先住民目線で語る、Mrs. Green AppleのMV「コロンブス」問題 | ユロックの母