ニュース情報収集源としての既存マスメディア需要の変化は、地方のメディアを直撃しています。 これまで各地域に密着し地域情報の大発信源として高い発行部数を誇っていた地方新聞では近年、休刊・廃刊となったり朝夕刊統合という形での規模縮小化が進行しているなど、その影響が顕著に現れています。 要因は様々ですが 1)ニュース情報収集減としての一般読者の「新聞離れ」による部数減少 2)地方の経済低迷に伴う広告出稿の減少 3)用紙や印刷コスト上昇 などの要因が、複合的に結びついていると考えられます。 昨年後半ではまず、毎日新聞北海道版(2008年8月~)が夕刊を朝刊に統合して朝刊単独紙への移行 を実施。以後秋田魁新報(2008年10月~)、鹿児島の南日本新聞(2009年3月~)、沖縄の2大地元紙である琉球新報と沖縄タイムス(2009年3月~)が、時を同じくして夕刊廃止を発表しています。 また、名古屋では地元