厳しい暑さの中で競技が行われている東京オリンピックで、選手から暑さ対策として試合時間の変更を求める声などがあがっていることを受けて、IOC=国際オリンピック委員会と大会組織委員会は、必要な暑さ対策を行っているとしたうえで、暑さ対策について引き続き国際競技団体と検討していくとしています。 東京オリンピックは競技が始まった今月21日以降、連日厳しい暑さが続いていて、テニス男子で世界ランキング1位のノバク・ジョコビッチ選手から、試合時間を夕方以降にずらすよう求める声があがるなど、複数のトップ選手から暑さに対する懸念が出ています。 これについて、25日記者会見したIOCのキット・マコーネル競技部長は「競技日程は暑さを含め、さまざまな要素を考慮して組まれていて、すべての試合で暑い時間を避けることはできなかったが、試合の途中で休憩を挟むなど、暑さ対策はしっかり行っている」と説明しました。 また、組織委