印刷 敗戦の弁を述べる倉田薫氏=27日夜、大阪市北区、伊藤恵里奈撮影 「橋下さんの残像と戦った。その残像にすら負けた。話にならんなぁ、そう思います」 知事選で敗れた倉田薫氏(63)は大阪市北区の事務所で午後8時半ごろから会見し、淡々と選挙戦を振り返った。自身が戦った松井一郎氏の名は口にせず、勝敗を左右したのは橋下氏の存在だったことを印象付けた。 陣営は「人柄と政策を広げるには時間がなかった」と選挙戦の出遅れを悔やんだ。立候補表明は知事選告示まで約2週間に迫った10月26日。橋下氏に批判的な府内の市町長有志に説得された。首長約20人の応援を得て、府と市町村、経済界などが連携する「オール大阪」を打ち出し、府市協調による改革を訴えた。 続きは朝日新聞デジタルでご覧いただけます朝日新聞デジタルでは、以下のような関連記事も読めます。登録はこちら大阪府知事選10日告示 維新対既成政党のダブル選に