北海道砂川市でレジャー用多目的車(RV)が軽ワゴン車と衝突するなどし、歌志内市の会社員永桶弘一さん(44)ら親子4人が死亡した事故で、RVに同乗していた男性2人が「(進行方向は)赤信号だった」と話していることが13日、捜査関係者への取材で分かった。 RVを運転し自動車運転死傷行為処罰法違反(危険運転致死傷)容疑で逮捕された男は「青信号だった」と容疑を否認しており、道警は当時の信号の状況について裏付け捜査を進めている。 発表によると、男は上砂川町鶉(うずら)、建設業谷越隆司容疑者(27)。赤信号を無視した上、法定速度60キロを上回る時速100キロ超の猛スピードで国道12号交差点に進入して事故を起こし、永桶さんら親子5人を死傷させた疑いで逮捕された。これまでの調べに対し、「事故を起こしたのは間違いないが、信号は青だった」と供述している。