ユーザー企業がITエンジニアを大量に雇用し、システム内製に舵(かじ)を切る動きが盛んだ。ITエンジニア向けの転職サイトではユーザー企業による求人が目に見えて増えたほか、新聞などの一般紙でも内製に取り組むことの重要性を訴える記事が増えてきたように思う。 米国や中国などと比べてデジタル活用で遅れてきたとされる日本において、ユーザー企業によるシステム内製の流れは歓迎すべき動きであり、記者個人としても応援したい取り組みである。 ただ、「DX(デジタルトランスフォーメーション)」と同じように、「内製」という言葉が曖昧に使われている点は、よくモヤモヤする。Twitterでも「これは内製と呼べるのか?」という議論をよく目にする。そこで今回の記者の眼では、「システム内製」という言葉の定義について改めて考えてみたいと思う。 「企画と設計だけ内製」の謎 まず記者にとって、システム内製とは開発工程における企画と
Twitterを買収したイーロン・マスク氏は、収益改善のための一手として月額1200円で認証済みバッジが買える「新生Twitter Blue」をリリースしました。Twitterのアカウント名横に青色チェックマークとして表示される認証済みバッジは、アカウントが公式なのか偽物なのかを見分けるために使用されてきましたが、誰でも認証済みバッジが購入できるようになったことで悪質な「認証済みバッジを購入したなりすましアカウント」が急増。これを受け、TwitterはTwitter Blueの販売を一時停止しています。大問題となった認証済みバッジの有料化について、Twitter内部では悪用される可能性を警告するレポートが事前に作成され、イーロン・マスク氏に提出されていたものの、マスク氏はこれを無視して認証済みバッジの販売に踏み切っていたことが明らかになりました。 Elon only trusts Elon
ロシアがウクライナへのミサイル攻撃を続ける中、15日、NATO=北大西洋条約機構の加盟国であるポーランドはロシア製のミサイルが国内に落下し、2人が死亡したことを明らかにしました。ロシアによる軍事侵攻後、NATOの加盟国内で初めて犠牲者が出たことになり、緊張が高まっています。 ポーランドの外務省は日本時間の16日午前8時ごろ、声明を発表し「ロシア製のミサイルがポーランド領内に落下し2人が死亡した」と明らかにしました。 それによりますとミサイルは現地時間の15日午後3時40分ごろ、日本時間の15日夜11時40分ごろ、ウクライナとの国境に近いプシェボドフという村に落下したということです。 ロシア製のミサイルが落下した村はウクライナとのもっとも近い国境からおよそ6キロ離れています。 ポーランドはアメリカが主導するNATOの加盟国で、ことし2月のロシアによる軍事侵攻以降、NATOの加盟国内で初めて犠
JavaScript を書いたことがある人ならば一度は使うであろう console.log ですが、この関数は思ったよりも厄介な性質を持っています。その性質を知らずに console.log を使うと、デバッグ時に大ハマリしてしまうことがあります。この記事では console.log の落とし穴についてお話します。 今回は Chrome に特化して解説しますが、Firefox や Safari でも同じ落とし穴があります。 console.log とは まずはさらっと基本をおさらいしましょう。 大前提なのですが、console.log は JavaScript の言語仕様(ECMAScript)で定義されていません。ブラウザ向けには whatwg の仕様がありますが、あくまでもそれはブラウザ向けの仕様であり、Node.js を含むほぼ全ての JavaScript 環境で使えるのは cons
印刷する メールで送る テキスト HTML 電子書籍 PDF ダウンロード テキスト 電子書籍 PDF クリップした記事をMyページから読むことができます 米国家安全保障局(NSA)は米国時間11月10日、ソフトウェアのメモリー安全性強化に向けたガイダンスを公開した。同機関はその中で開発者らに対して、ハッカーらによるリモートコード実行(RCE)をはじめとするさまざまな攻撃からコードを保護するために、C#やGo、Java、Ruby、Swift、Rustといったメモリー安全性の高い言語に移行するよう推奨している。 これらの言語の中では、Javaが企業向けアプリや「Android」アプリの開発で最も幅広く使用されている一方、Swiftは「iOS」アプリの開発環境に取り込まれている点もあって人気プログラミング言語の上位に入っている。また、RustはシステムプログラミングにおいてCやC++の代替とし
小泉悠(@OKB1917) 背景 ウクライナ侵略が始まってから9ヶ月で、ロシア軍は戦車1465両、歩兵戦闘車1682両、装甲兵員輸送車259両、その他の装甲戦闘車両695両にも及ぶ膨大な装備品を喪失したと見られている(1)。開戦前の時点でロシア軍が保有していた装甲戦闘車両は戦車3417両、歩兵戦闘車4293両、装甲兵員輸送車7452両であり(2)、特に戦車の損害が極めて大きい。この結果、ロシア軍はウクライナにおける軍事作戦を継続するために予備保管されている旧式兵器を現役復帰させざるを得なくなっている。2022年10月に報じられたところによると、ロシアは旧式化したT-62M戦車など800両を急遽近代化改修して実戦投入する計画である(3)。 では、ロシアの予備兵器はこれまでにどの程度が現役復帰しているのだろうか。また、今後も膨大な損害に耐えて戦争を継続する能力はどの程度残されているのだろうか。
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