新型コロナウイルスの感染拡大で外出自粛が呼びかけられる中、県外に出かけ、仕事を休むよう指示しても応じなかった部下を殴ったとして、山形県警酒田署は8日、同県酒田市の建設会社役員の男(46)を傷害容疑で逮捕した。 発表によると、男は6日午後8時半頃、同市宮海の空き地で、同社に勤める20歳代の男性従業員の顔や頭を殴り、軽傷を負わせた疑い。 同県では、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、知事が県外との往来を自粛するよう呼びかけている。同署によると、男は、従業員が数日前に車で仙台市へ出かけたことを知り、感染防止のため仕事を休むよう伝えたが、応じなかったためトラブルになったという。