新型コロナウイルスの感染が拡大し、施設やイベントで検温や消毒を徹底する生活スタイルが定着しつつある。ただ発熱などの基準は一律で、平熱が高いため資格試験の受験を断られたり、アルコールやマスクの化学成分などで体調を崩したりするケースも。専門家は「基準に縛られすぎない柔軟な予防が、結果的に抜かりない対策につながる」と助言する。 【動画】ドライブスルーPCR検査 札幌に開設(2020年5月) 「37度以上の場合は受験をお断りすることになります。決まりですから」。札幌市内の会社員男性(32)は6月、転職の足がかりにしようと受験予定の資格試験の担当者に告げられた。 実施概要には、入り口で検温し、37度以上なら入場を断ると書かれていた。男性は「平熱が約37度」と事前に電話で伝えたが、担当者は「特別扱いはできない」の一点張り。男性は「事前に申告しているのだから、うそでないと分かるはずなのに」と首をかしげる
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