国民体育大会「スポーツ祭東京2013」第9日は6日行われ、プロレスラー小川直也の長男・小川雄勢(17=修徳高2年)が柔道少年男子に東京代表の一員として出場。85年の父に続く“親子V”は逃したが、3位に導いた。 何もかもが父親譲りだ。1メートル88、135キロという恵まれた体格。パワーを生かして奥襟で相手を揺さぶる柔道スタイル。ただし、父が高3時に残した優勝にはあと一歩及ばなかった。千葉との準決勝、勝敗の懸かった大将戦でインターハイ王者のウルフアロンに一本負け。小川は「全体的にあまりよくなかった。プレッシャーも感じた」と不満げに口をとがらせた。 父がアトランタ五輪で敗れ、引退を決意した96年7月20日に生まれた。幼少の頃はクラシックバレエを習っていたが、小4から柔道を始めてメキメキと成長。東京五輪のある7年後は、父が五輪に初出場した時と同じ24歳になっている。会場で見守った父・直也は「俺