農薬で汚染された米が食用として流通していた事件で16日、汚染米の流通先として公表された奈良県の米穀販売会社の社長が自殺したことが分かった。 奈良県警によると、死亡したのは同県広陵町の米穀販売業「ナカガワ」の男性社長。16日夜に自宅で首をつって自殺したと見て調べている。 【関連記事】 ・ 突然の流通先公表、業者など憤りの声も ・ 農水省、流通先をHPでも公表 訂正重ねてやっと… ・ 鹿児島酒造組合が国提訴へ「検査不備で風評被害」 ・ 複雑な流通ルート 隠蔽と価格高騰の一石二鳥 ・ 大阪市回収米からは基準の最高6倍のメタミドホス