127歳は住民登録も44年前に死亡届 大阪市、所在不明64人…48人把握も放置 8月12日12時40分配信 産経新聞 全国で100歳以上の高齢者の所在不明が相次いでいる問題で、大阪市は12日、住民基本台帳上で市内在住とされる100歳以上の高齢者のうち、64人の所在が確認できないと発表した。西成区など5区で以前から計48人の所在不明を確認していたが、本庁には報告せず放置していたという。 また市によると、記録上では国内最高齢となる127歳の男性が西成区に住民登録されていたことも判明したが、その後の調査で、この男性は昭和41年に死亡届が浪速区に提出されていたことが判明。本籍地の大淀区の戸籍は抹消されていたが、現住所の西成区の住民登録は残されたままだった。原因は不明という。 市は、今年9月15日時点で100歳以上の809人のうち、過去2年間に介護保険の給付実績がない108人について緊急の訪問調