「第1号になっても県はその人を責めません」 ――7月5日、達増知事は「7.2 新しい別の窓」(Abema)に出演されましたが、「新しい地図」の3人は岩手県のコロナ対策にどんな関心を持っているように感じましたか? 達増 なぜ岩手県では感染者ゼロのままであるのか、それゆえのプレッシャーをどう乗り越えようとしているのか。私が記者会見で「(陽性)第1号になっても県はその人を責めません」と話したことも話題にのぼりました。 感染者ゼロには、色々な要因があると思っていまして、岩手は1都3県、東京、神奈川、千葉、埼玉を合わせた面積より広く、人口密度が低い。県民性が真面目で慎重だということ。岩手県は日本の中でも外国との行き来が比較的少ないほうだという要因もあると思います。また、世界各国と比べると日本全体の感染者数はまだ少なく、もし岩手がアメリカやヨーロッパにあったとしたら、ゼロということはないだろうと考えて
JINSEI STORIES 滞仏日記「死にたいと思ってもいいから、生きなさい」 Posted on 2020/07/20 辻 仁成 作家 パリ 某月某日、ある日、不意に誰かがが自らの手でその人生を終わらせたという知らせを聞く時、しかもその人がまだ若く輝いていて、その死の理由も思い当たらない場合、残された多くの人たちの心の中にぽっかりと穴があき、電源が落ちるように不意に力が消えうせたりすることがある。それは、きっと同時代的にこの星の上で生きているという連帯感に穴があくからなのだろう。寂しいを通り越して、得体の知れない心の不安を覚えるのだ、それはつかみどころのない不快なもので、その不快はもちろんその死んだ人に向けられたものじゃなく、生きることのあまりの不条理な状態への混乱が引き連れてくるささくれだつ気持ちに他ならない。 病気や事故ならばまだなんとか仕方ないと自分に言い聞かせることも出来るかも
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く