香港の民主活動家の周庭氏(23)は、2014年に行われた民主的な選挙を求める抗議活動「雨傘運動」の中心メンバーとして香港の民主化運動に力を注いできました。ことし6月上旬には、都内で開催された香港への支援を考える催しに参加し、みずからが取締まりの対象になることへの恐怖感を訴えていました。 香港国家安全維持法の施行が迫っていたことし6月上旬には、都内で開催された香港への支援を考える催しにオンラインで参加し、「これから香港で何が起きるか想像がつかないし、私自身もいつ逮捕され、何年収監されるか分からず、本当にこわい」と述べて、みずからが取締まりの対象になることへの恐怖感を訴え、法律の施行後はツイッター上での発言を控えるようになっていました。 また、周氏が所属していた民主派団体「香港衆志」は、法律が施行された当日に解散を発表し、周氏も団体からの脱退を表明していました。 周氏は去年6月の大規模な抗議デ