ソニーと米マイクロソフトは年末商戦に向け、新型の家庭用ゲーム機を11月に相次ぎ発売する。9月に始まったオンライン予約では、ソニーの新型機が100倍超の抽選倍率になるなど、発売日以降も入手が難しい状況が続きそうだ。 ソニー・インタラクティブエンタテインメント(東京)は11月12日に「プレイステーション(PS)5」、マイクロソフトが10日に「Xbox(エックスボックス)シリーズX」をそれぞれ売り出し、販売競争が本格化する。現行機ではPSがXboxに水をあけている。 予約の受け付けは公式ストアや家電量販店、インターネット通販の各サイトで実施。PS5の抽選倍率は家電量販店のノジマで100倍を超え、ゲームソフト販売のゲオ(名古屋市)でも50倍超と申し込みが殺到した。Xboxも多くのサイトで予約受け付けをいったん終了している。 PS5は新型コロナウイルス対策として再入荷後も予約販売とするケースが多く、