シンプルなボディに、レンズとライトが何気なく付いている。400万画素を主張しないオーソドックスなボディだ N902iのボディサイズは、N901iSに比べて厚みで1ミリ、重さで4グラムほど増えただけ。しかしカメラ機能は一気にパワーアップしている。「いきなりここまでやるか」っていうくらいの気合いだ。 まずN901iSではスーパーCCDハニカムの記録200万画素だった画素数が、N902iでは記録400万画素に倍増している。しかもオートフォーカス(AF)付きで、ケータイでは初めて静止画手ブレ補正機能を搭載した。大きくいって、この3点がN902iのカメラの特徴であることは間違いない。 スーパーCCDハニカムとは、D902iの原稿でも触れたが富士写真フイルムが開発したCCD(2002年7月3日の記事参照)。「FinePix F11」や「Z2」でおなじみだ。通常のCCDよりやや高感度で、画素が斜めに並ん