鉢呂経済産業相は7日、東京都内で記者団に対し、節電効果の高い省エネ製品を対象にしたエコポイント制度を、2011年度第3次補正予算案で復活させる考えを示した。 鉢呂経産相は「国民の節電の意識に火をつけるため」と理由を述べ、電力需給対策としても有効だと説明した。今回はLED照明など、より節電効果の高い製品を対象にする予定だ。 家電エコポイント制度は、一定の省エネ基準を満たしたエアコンや冷蔵庫、薄型テレビを購入すると金額に応じてポイントがもらえ、商品券などに交換できる仕組み。前回はリーマン・ショック後の景気対策として2009年5月から11年3月末まで行われた。