円安が進行する中、日銀は利上げに動きません。しかし利上げは「できない」のです。わずか0.3%の利上げでも、日銀は債務超過に陥り、日本の信用は失墜、円は大暴落となってしまうからです。今後、円安、インフレ、財政崩壊へと日本が進んでいくのは間違いなく、もはや我々は日本からの脱出を計画するしかないのです。『ビジネス知識源プレミアム』吉田繁治) ※本記事は有料メルマガ『ビジネス知識源プレミアム』2022年6月26日号の一部抜粋です。興味を持たれた方は、ぜひこの機会にバックナンバー含め今月すべて無料のお試し購読をどうぞ。 日銀は0.3%の利上げで債務超過 日銀は、5年以下の短期債をマイナス金利に、10年債を0%~0.25%に抑える量的緩和のため、口座をもつ銀行に540兆円の当座預金を持たせています。 普通、この当座預金は、銀行が資金繰り難に陥ったとき引きあてる強制的なものです(準備預金という)。ただし