女性諸君に問いたい。 あなたは、目の前の男性が自分の胸を注視していると感じたことがあるだろうか。 嫌悪しているどころか、好意を持った異性からのそれを感じた時にも貴方は嫌な気分になったかもしれない。 こいつは私の身体が目当てなのか、と。 しかし私は淑女たる貴方に伝えたい。 それは魔法のせいなのだ。 冬はニットのセーターという強力な触媒を得てその魔法は強化される。 そして夏は重ね着という枷を外されることによってその魔法の威力は増すばかりだ。 つまり、男性が貴方の胸を見てしまうのは性的欲求によるものではない。 その証拠として、男性は年齢や見た目などの要因によってストライクゾーン外の人の胸にも、目がいってしまう。 落としたものを拾ったり、柔らかい二の腕でその双丘を挟んでみたり、そんな仕草を目の前でやられてしまったらその魔法から逃れることはできない。 つまり、必然なのだ。 男は性欲に駆られて胸を見る