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ネットと小田嶋隆に関するsubaru660のブックマーク (14)

  • 保育園に落ちた日のこと(小田嶋隆):日経ビジネスオンライン

    「保育園落ちた日死ね」というブログの文章が不思議な反響を呼んでいる(こちら)。 このテキストが、最初にネット上で評判になったのは、2月半ばのことだ。 それが、あれよあれよという間にネットの外の世界に波及し、国会の質疑で引用される展開になった。さらに、新聞紙上で議論を呼び、署名運動を誘発し、最終的には国会前でのデモを主導する一大政治的ムーブメントに発展しつつ現在に至っている。 私がはじめてこのショートテキストを見かけたのは、ツイッターのタイムラインに流れてきた誰かの書き込みから辿り着いたリンク先だったと思う。 一読して、すっかり感心した。 内容もさることながら、21世紀の口語文のテンプレートとして見事な完成度を備えていると思ったからだ。 インターネットの世界には、時おり、この種の話し言葉で書かれた汎用性の高い型見が登場する。 最も有名な例は、いわゆる「吉野家コピペ」だろう。これは名作だ。

    保育園に落ちた日のこと(小田嶋隆):日経ビジネスオンライン
  • ゲスの極みについて考える

    猟奇殺人や著名人の自殺や品偽装など、ひとたび印象鮮烈な事件がニュースになると、分野を問わず、似たような事件が続発する。 暗示にかかりやすい情緒不安定な人々が、大量のニュース報道に反応して、かねてから心にあたためていた妄想を実行に移してしまうものなのか、あるいは、単にメディアが似たような事案をひときわ大きく報道するケースが増えるということなのか、事情は様々なのだろう。 今年の年明けは、芸能ニュースの世界で、人目を引く話題が立て続けに記事化されている。 中でも大きな注目を集めているのは、人気中年男性アイドルグループのメンバーの独立ならびに解散の可能性を示唆するニュースと、もうひとつは、ロックバンドのボーカルとハーフ(←この言い方は公の場では使いにくくなっているのだそうですね)のタレントさんの間に勃発した不倫スキャンダルだ。 SMAPの解散話について、自分なりの憶測を述べれば、それはそれで書く

    ゲスの極みについて考える
  • ヤジよりも遺憾なこと:日経ビジネスオンライン

    安倍晋三首相のヤジは、不適切だった。 とはいえ、既にご人が非を認めて遺憾の意を表明している。 これで一件落着ということになると思う。 「安倍さんが表明したのは遺憾の意であって謝罪ではない。これでは納得できない」 と息巻いている向きもあるが、一国の首相たる者が「遺憾の意」を表明したことは、やはり重く受けとめるべきだ。なかなかできることではない。 ついでなので、「遺憾」という言葉について前々から思っていたことを明らかにしておきたい。 「遺憾」は、不思議な言葉だ。 いまから17年前の1998年、私は自分のホームページ上に公開していた日記(9月1日記述分)の中で、この「遺憾」という言葉について触れている。以下、引用する。 《ミサイルが飛んできた。 官房長官のコメントは例によって「極めて遺憾」というものだ。 奇妙な言葉だ。 何かこちら側に不始末があった場合も「遺憾」と言うし、逆に相手側に問題があっ

    ヤジよりも遺憾なこと:日経ビジネスオンライン
  • 文章は世の中を動かせない:日経ビジネスオンライン

    今週のはじめ、奇妙なメッセージがインターネットの掲示板SNSを通じて拡散された。 既にお聞き及びの読者もおられるだろうが、事態の推移を簡単に振り返っておく(参考記事はこちら)。 1:「小学校4年生の中村」を名乗る人物が、「どうして解散するんですか?」という名前のウェブサイトを開設した。 2:サイト開設者の「小学4年生・中村」は、サイトへの協力を要請する旨をネット上の著名人や野党関係者のツイッターアカウントに向けて発信しはじめる。 3:民主党のマスコットキャラクター「民主くん」が「天才少年現る」と紹介するなどして、次第に波紋が広がる。 4:その一方で、ネット上では、ウェブサイトの構造の高度さや言葉づかいなどから、小学校4年生の仕事であることを疑う声が高まる。 5:疑問の声の殺到やネット上の検証の結果を受けて、サイト開設者が謝罪に追い込まれる。人が20歳の大学生であり、小学4年生であるとい

    文章は世の中を動かせない:日経ビジネスオンライン
  • ナップスターに弄られたわれらの人生:日経ビジネスオンライン

    津田:僕は、Napstarによって相当人生を変えられたところがあります。ちょうどフリーライター2年目ぐらいのときで、「音楽がただで手に入るなんて、すごい時代になったな」という感慨と同時に、「いや、これ、自分の職業、やばくね?」と思ったんですね。 だって、ネットが勝手につながって音楽なり、文章なりが流通すると、俺らフリーライターの書いている原稿とかは、たぶんタダになっていくぞ、と。 小田嶋:津田さんの、ライター・デビューは何だったんですか。 津田:毎日新聞社の子会社の毎日コミュニケーションズが出していた「PC Fan」の、1ページのレビュー記事でしたね。よく覚えていますよ。だって、その数カ月前に毎日コミュニケーションズの就職試験に落ちていましたから。 小田嶋:最終で落ちるというパターンのやつの1つですか。(注:これは前編を参照) 津田:落とされ方が悪かったんですよ。だって、毎日新聞社ビル最

    ナップスターに弄られたわれらの人生:日経ビジネスオンライン
  • いい大人が実名社名付きで、大喧嘩していたあの頃:日経ビジネスオンライン

    人生の諸問題」の小田嶋さんスピンアウト編は、ゲストに津田大介さんをお迎えしました。津田さんと小田嶋さんは、もうすでに面識も交流もおありなので、どうぞお好きなようにお話してください。 小田嶋:いきなり見捨てられた感がありますが……確かに私は津田さんとは、もう何だかんだで、ちょこちょこと会っていて。 津田:そうですね。 小田嶋:ただ、津田さんとはいつも、比較的、実のない話しかしてないので。 津田:以前から「今度、パソコンとかネットとかの黎明期の思い出話をしたいですね」みたいな話をしていたんですよね。 小田嶋:そうそう。わりと近い時期に、同じようなところで、かなり似た仕事をしていたはずなんです。津田さんとは17歳の年齢差がありますから、私の方が古いのは間違いないんですけど。 津田:僕が業界にかかわるようになったのは、1997年からですね。1993年に大学に入学して、その後にインターネットの波が

    いい大人が実名社名付きで、大喧嘩していたあの頃:日経ビジネスオンライン
  • 総務省のネット選挙解禁ページに思ふ:日経ビジネスオンライン

    今回の参院選は、ネット選挙解禁後におこなわれる初の国政選挙ということになっている。 「解禁?」 私は、当初から、「解禁」という言い方に疑問を持っている。 というのも、この「ネット選挙解禁」というヘッドラインに、ある恩着せがましさを感じるからだ。 「お上は、オレらに何かを与えたつもりでいるわけなのか?」 個人的には、この程度の規制緩和に「解禁」という言葉をあてはめるのは、おおげさだと思っている。 「解禁」と言い切るためには、電子メールによる投票依頼はもとより、ネット投票やネットを通じた募金ないしは寄附といった、ネットの政治利用のうちのより重大な部分が自由化されていなければならない。 が、今回の、規制解除の範囲はしごく限られている。こんなものを「解禁」と呼ぶわけにはいかない。 むろん、自由化の範囲についての賛否はまた別だ。 個人的には、ネット上の選挙活動を全面的に自由化する方向には疑念を抱いて

    総務省のネット選挙解禁ページに思ふ:日経ビジネスオンライン
  • ネット弁慶が街中に現れた理由:日経ビジネスオンライン

    心を痛めている。 ……という書き出しを読んだ瞬間に 「なんだこの偽善者は」 と身構えるタイプの読者がいる。 ながらく原稿を書く仕事をしてきて、最近、つくづく感じるのは、若い読者のなかに、情緒的な言い回しを嫌う人々が増えていることだ。 彼らが嫌う物言いは、「心を痛める」だけではない。 「寄り添う」「向き合う」「気遣う」「ふれあい」「おもいやり」「きずな」といったあたりの、手ぬるい印象のやまとことばは、おおむね評判が良くない。かえって反発を招く。 彼らの気持ちは、私にも、半分ぐらいまでは理解できる。 この国のマスメディアでは、論争的な問題を語るに当たって、あえて情緒的な言葉を使うことで対立点を曖昧にするみたいなレトリックを駆使する人々が高い地位を占めることになっている。彼らは、論点を心情の次元に分解することで、あらゆる問題を日曜版に移動させようとしている。 若い読者は、そういう姿勢の背後にある

    ネット弁慶が街中に現れた理由:日経ビジネスオンライン
  • 「日本ではネットで金儲けしようとするやつが嫌われる」「そう、いわゆる『嫌儲』ですね」:日経ビジネスオンライン

    小田嶋隆さんと濱野智史さんの対談シリーズ、6回目の今回が最終回です。 個人主義の国といわれるアメリカからやってきたインターネット、そしてツイッターにフェイスブック。こういったITテクノロジーが日に入ってくると、その姿はいつの間にか日の「世間」という“服”に合わせて形を変えていくようです。 なぜ日ではネットからスターが生まれないのか。その反面、「初音ミク」といった架空のアイドルが誕生し熱狂的に支持されるのはなぜか。そして、「グルーポン」や「のまネコ」騒動が“事件”になるのはなぜなのか。電子書籍の行方は…。 今回はお二人の対談の集大成。日のネットメディアの特性が、会話の中からはっきりと浮かび上がってきます。 (前回から読む) ―― 6回にわたる濱野智史さんと小田嶋隆さんの対談では、ブログ、ツイッターやフェイスブックでやり取りされる「評判資」という、資の新しい概念が見えてきました

    「日本ではネットで金儲けしようとするやつが嫌われる」「そう、いわゆる『嫌儲』ですね」:日経ビジネスオンライン
  • 「日本ではあらゆるSNSは結局のところ『世間メディア』化していく」:日経ビジネスオンライン

    小田嶋隆さんと濱野智史さんの対談シリーズも大団円に入りつつある5回目となりました。 「フェイスブック」の実名性と「ミクシィ」の匿名性。日でミクシィが流行って、フェイスブックがまだそこまで普及していないことの背景にあるのが、この実名性と匿名性という特徴だ、というのは、よく耳にする議論です。 でも、濱野さんに言わせれば、「フェイスブックだろうが、ミクシィだろうが、大した違いはない」とのこと。「日人の『世間』的なコミュニケーション作法が変わらない限り、いずれは同じ仕組みに落ち着いていくだろう」とまで言い切っています。 今回は、この日特有と言っていい「世間」とソーシャルメディア、そして、アニメやマンガなどのおタク文化との関連について語っていただきました。「クールジャパン」が世界で評価を受けたのも、この「世間」力があったからとも。 この「世間」の正体とは――。小田嶋さんと濱野さんが読み解いてい

    「日本ではあらゆるSNSは結局のところ『世間メディア』化していく」:日経ビジネスオンライン
  • 「マスメディアとネットの『相性の良さ』が発見されたんです」:日経ビジネスオンライン

    小田嶋隆さんと濱野智史さんの対談シリーズも佳境に入り、今回はその4回目となりました。 お茶の間で家族そろって見るテレビと、個人が勝手につぶやくツイッター。これまで「マスメディア」と「ネット」はメディアの特性が全く違うので相性が悪いといわれてきました。でも、今回のお二人の会話では、どうもそうではなくて、ツイッターが作り出すネット上の“お茶の間感”が、マス・コンテンツの魅力を高めているようです。 ツイッターのタメグチ感覚が作り出す壁とは? 「評判資」って? 今回もネットの生態系を濱野さんと小田嶋さんの会話で読み解いていきます。 (前回から読む) 小田嶋 この間会った、あるおじさん――って、評論家の平川克美さんですけど、平川さんが「昨年末の『NHK紅白歌合戦』が久しぶりに楽しかった」と言っていました。 ―― なぜかと言うと? 小田嶋 それは「ツイッター」のおかげで、ツイッターのタイムラインに「

    「マスメディアとネットの『相性の良さ』が発見されたんです」:日経ビジネスオンライン
  • 「企業社会の男の人はSNSのコミュニケーションからは遠ざけられてしまうんです」:日経ビジネスオンライン

    小田嶋隆さんと濱野智史さんの対談シリーズ、その3回目です。 今回は「2ちゃんねる」に受け継がれる「歌取り」の伝統のお話から、若者がSNSにハマる理由と、「社内SNSで情報共有を!」という目論見がいつも失敗するワケについてお伺いしました。 驚きなのは、ツイッターとミクシィとスカイプと携帯電話を同時に使ってコミュニケーションするのが“普通”だという、小田嶋さんの息子さん(大学生)のお話。濱野さんによると、人間関係の微妙な距離感を、これらのツールを使って計っているのだそうです。“お父さん”には分からない、SNSのリアルな世界を語っていただきます。 (前回から読む) ―― 以前、小田嶋さんがネットで詩を書く「ポエマー」たちを話題にしたときに、「詩人って来は『ポエット』で、『ポエマー』じゃないでしょう…」と、つぶやいていたことが印象に残っています。今回はその辺りからお話を始めていただけるとうれし

    「企業社会の男の人はSNSのコミュニケーションからは遠ざけられてしまうんです」:日経ビジネスオンライン
  • 「フェイスブックも踏み荒らされて、また新たな軽井沢が必要とされるんです」:日経ビジネスオンライン

    前回に続いて、小田嶋隆さんと濱野智史さんの対談シリーズです。大学で情報社会論という専門分野を勉強したという濱野さんは、インターネットの世界を「アーキテクチャ」という概念で捉えた著書が高く評価されている若手の論客。 対する小田嶋さんとは、親子ほども年の差がありますが、お二人ともゲームとインターネットに造詣が深いという共通項があります。 今回は「ホームページ」と「ブログ」の黎明期のお話です。“選ばれた”人だけが作ることができた時代を、お二人が懐かしく振り返ります。進化するアーキテクチャについて、ネットの歴史を体現するお二人の言葉で語っていただきます。 ―― インターネットに初期から参入してきた小田嶋さんにとって、インターネットの浸透とは、自分が浸っていたプチ特権意識の座から追われることであった、というようなお話が前回の最後に出ました。 小田嶋 だってホームページを作るというのは、それなりに結構

    「フェイスブックも踏み荒らされて、また新たな軽井沢が必要とされるんです」:日経ビジネスオンライン
  • 「フンコロガシ」の視点で見たネットの「生態系」って?:日経ビジネスオンライン

    今回からは小田嶋隆さんと濱野智史さんの対談シリーズです。大学で情報社会論という専門分野を勉強したという濱野さんは、インターネットの世界を「アーキテクチャ」という概念で捉えた著書が高く評価されている若手の論客。 対する小田嶋さんとは、親子ほども年の差がありますが、お二人ともゲームとインターネットに造詣が深いという共通項があります。 お二人にネットと日人、また「ツイッター」や「ミクシィ」、「フェイスブック」といったSNSについて存分に語り合っていただきました。アプローチの方法は違うとはいえ、お二人の会話で「鳥の目」で見たネットの世界を見てみてください。 濱野 智史(はまの・さとし) 1980年、神奈川県生まれ。慶應義塾大学大学院・メディア研究科修士課程修了。専門は情報社会論。国際大学グローバル・コミュニケーション・センター研究員を経て、現在は、インターネット関連コンサルタントの「(株)日

    「フンコロガシ」の視点で見たネットの「生態系」って?:日経ビジネスオンライン
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