すべてのデータをメモリ上に保存する事で極めて小さい読み取り時間を実現するインメモリ型データベースは、金融系などの絶対的な応答速度要求が厳しいアプリケーションを中心に利用が増えているみたいです。メモリに必ず乗っているわけですから、ディスクに読み込みに行かない分、速度は高い精度で保証できそうですね。IBMもそのインメモリ型DBベンダー(Solid Information Technology社)を買収したのは以前に書いた通りです。 - IBMがインメモリ型データベースベンターを買収 そんなわけで、もうすぐIBM製品としてインメモリ型データベースがリリースされるのは、おそらく間違いないところなのですが、DB2でもそれに近いことは出来ますよという話を。 普通に表をDB2で作成するとデータはまずHDDに置かれます。そのデータにアクセスがあると、ページ単位でバッファープール(BP)というキャッシュ領域