「メディアは身体の拡張である」と述べたのはカナダの文明評論家、マーシャル・マクルーハンだが、この言葉はインターネットやそれに続く「メタバース」の時代を迎えてますますリアルだ。人の体は時空を超えて変幻自在に広がり、それは感覚の変容をもたらすだろう。現在進行形の変化の予兆を拾い集めて、テクノロジーのもたらす近未来社会を点描してみたい。2021年夏に東京都港区のソフトバンク本社と大阪市内の歯科クリニ
![仮想空間の「もう一人の私」 広がる身体、変容する感覚 上級論説委員 西條 都夫 - 日本経済新聞](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/39cf6da6f56599ca8bcfa6da9fc5d800587c9073/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Farticle-image-ix.nikkei.com%2Fhttps%253A%252F%252Fimgix-proxy.n8s.jp%252FDSXZQO1598441015022022000000-1.jpg%3Fixlib%3Djs-3.8.0%26auto%3Dformat%252Ccompress%26fit%3Dcrop%26bg%3DFFFFFF%26w%3D1200%26h%3D630%26fp-x%3D0.57%26fp-y%3D0.14%26fp-z%3D1%26crop%3Dfocalpoint%26s%3D77b1b2fed7c04c7a059917e2fa4b2248)
過去1年間に米マイクロソフトからAR(拡張現実)関連の人材約100人が流出したと、米ウォール・ストリート・ジャーナルが1月10日に報じた。 同社はAR端末「ホロレンズ」を手がけている。米テック大手の多くがこの技術に注目し関連ハードウエアやソフトウエアの開発を急ぐ中、市場にいち早く参入したマイクロソフトの技術者がヘッドハンティングの対象になっている。 ■ ベテラン技術者引き抜き、2倍の給与提示も マイクロソフトの元社員によると、引き抜きの対象となった人にはホロレンズの開発に携わったベテラン技術者も含まれる。一部の人は移籍企業から以前の2倍の給与を提示されたという。 ビジネス向けSNS(交流サイト)、リンクトインに掲載されたプロフィールによると、過去1年でマイクロソフトを去った元ホロレンズチームのメンバーは70人以上に上る。そのうち約40人がメタ(旧フェイスブック)に移籍したという。 マイクロ
この記事の趣旨 ・VRとメタバース (1/3) ① メタバース = VR ではない。とは? ② メタバースの始まりは、「ネット民すべてがマイウォレットを持つ社会」の始まり、のことなのでは? ・VRとNFT (2/3) 「土地」の正体......売買できるVR製オリジナルアセット なぜVRにNFTが必要なのか? NFTってそもそも怪しいし。→ 勉強した内容を一問一答で NFTは環境に悪いからダメ 結局のところNFTって詐欺では? NFTアートには所有権がないから買う意味がない(or 詐欺)のでは? 法律的に詐欺NFTを掴んでも自己責任だし、消されても文句が言えないのは欠陥では? NFTでアバター販売って無理では? VRアバターには改変文化があるのでNFTは流行らない。 NFTに含まれるのは「アートへのリンク」で、後からいくらでもリンク先を変えられるし、404になるかもしれないって聞いたけど?
2021年によく耳にした言葉のひとつとして「メタバース」がある。「超越した」などの意味を持つ「メタ」と、「宇宙」などの意味を持つ「ユニバース」が組み合わさった造語とされており、これまでも仮想世界を示す言葉として使われていたことはあったが、近年になってこの言葉が急浮上。Facebookが社名を「Meta」に変更し、メタバースの構築に注力する方針を示したのを始め、「フォートナイト」の開発元であるEpic Gamesも取り組むことを表明。国内でも既存事業や新規事業としてメタバース領域に取り組むことを打ち出す企業も相次いだ。 バーチャルSNSとして展開している「cluster」も“メタバースプラットフォーム”を打ち出し、この領域に参入しているサービスのひとつ。バーチャル空間内で手軽にルームを作ることができるサービスとして、2017年から正式サービスを開始。現在ではワールドを自ら作ったり、アバターを
Home » Mogura編集部注目のXR関連業界プレイヤー17名が語る、2021年の振り返りと2022年への展望 Mogura編集部注目のXR関連業界プレイヤー17名が語る、2021年の振り返りと2022年への展望 2020年に引き続き“変化の多い一年”となった2021年が終わり、新しい年がやってきました。今年もXRやVTuber業界では、ハードウェア・ソフトウェア双方を牽引するフェイスブックの社名変更、それに伴うメタバースブームの到来、大規模なバーチャルイベントやバーチャルライブの開催など、数え切れないほどのイベントが起こりました。 毎年恒例の本記事では、Mogura VR News/MoguLive編集部が注目するプレイヤーの方々に、2021年を振り返っていただきつつ、2022年への展望をうかがいました。 また、この場を借りて、年末年始のお忙しい中コメントをいただきました皆様に、改め
メタバースって何? 素朴な疑問をクラスターCEOに聞いた:メタバース研究所も設立(1/4 ページ) 2021年の大きなトレンドの一つが、VR技術などを活用し、アバターの姿になって他者と交流できるバーチャル空間「メタバース」ではないだろうか。10月には、SNSの「Facebook」を運営する米フェイスブック社が「Meta」(メタ)への社名変更を発表。同社は今後2年間で約55億円を投資し、欧州で1万人の人材を採用する方針を打ち出している。 世界をリードしてきた米国のビッグテック企業グループ「GAFA」(Google、Amazon、Facebook、AppleにMicrosoftを加え、『GAFAM』とする見方も)の一角がメタバース事業に本格参入したことで、日本国内でもメタバースという言葉を耳にする機会が増えつつある。
11月に公開した西田宗千佳さんの記事「仮想空間メタバースで「仕事」をしてみたら…想像以上に実用レベルで驚いた」は多くの反響が集まった。 メタバースという言葉の本格的なバズワード化は、旧フェイスブック社がメタ(Meta)へと社名変更して以降、鮮明になった。 僕も、この記事以降、本格的に仕事で使いはじめた。2021年末企画として、その仕事環境をつくるためのアレコレと、実際にどう使っているかを話してみよう。 Meta Quest 2で「集中部屋」をつくる 仮想空間(メタバース)で「仕事」をするのは、「打ち合わせをするようなコミュニケーションツールとして」と「PC作業などのバーチャル仕事部屋として」の2つの側面がある。 僕が頻繁に使っているのは後者のほうだ。近々、コミュニケーションに使う例が記事になる予定だが、さすがにまだZoom並みの気軽さで、誰かと会話することはできない。 一方、後者「PC作業
なぜメタバースで過ごすのかと問われれば、「そこに帰る日常があるからだ」というのが筆者の個人的見解だ。筆者は、ソーシャルVRサービスの「VRChat」を始めて約9ヵ月で3000時間程度、平均して週に100時間以上、1日に10時間以上はVRゴーグルを被って同サービスにログインしている、「メタバース住人」の中でもかなりヘビーな部類に入る人間だ。どうして、特定の目的もない自由すぎるこのゲームに数千時間も費やすのか、そんなにも長い時間いったい何をして過ごしているのか。傍目から見ればわからないことだらけではないかと思う。本稿では、そんなの生活を、筆者の個人的な体験に基づいて紹介していきたい。 すでに「メタバース時代」は到来している? ──と、冒頭から飛ばしてしまったが、本編に入る前にメタバースに関する基本情報から押さえておこう。Facebookの「Meta」への社名変更以来、「メタバース」という言葉を
「メタバースは8兆ドルの市場」モルガン・スタンレーが語る 米大手金融機関モルガン・スタンレーは、メタバース分野を8兆ドル(約915兆円)規模の市場として見なしているようです。Forbesによれば、同社がメタバース関連で評価している株式銘柄としてメタ(旧フェイスブック)やRoblox、Alphabet、Snap、Unity Softwareが挙げられています。 メタバースは次世代のSNS、ストリーミング、そしてゲームプラットフォームに モルガン・スタンレーは、メタバースが次世代のソーシャルメディア、ストリーミング、ゲームのプラットフォームになる可能性が高いと考えているようです。同社のアナリストであるブライアン・ノワク氏は、メタバースを「現在のデジタルプラットフォームと同様に、初期の段階では主にオフラインの製品の広告およびeコマースのプラットフォームとして運営されると予想しています」と述べまし
マーク・ザッカーバーグCEOはFacebookの新社名が「Meta」になるとイベントで発表した。 出典:Meta Facebookが社名を「Meta」に変更したこともあって、「メタバース」という言葉に一層の注目が集まるようになってきた。 メタバースとは、「meta」(超越、高次の)と「universe」(宇宙)を組み合わせた造語で、オンライン上に構築された、人が活動できる仮想空間のことだ。 映画『マトリックス』や『レディ・プレイヤー1』のように、現実世界のようなメタバースが実現するのはまだ先の話だが、シンプルなコミュニケーションやゲーム、イベントサービスなどの形で、その元となる存在はすでに生まれている。 中でもビジネス面で注目されているのが「バーチャル会議」や「ワークスペース」だ。 Facebook改めMetaは8月に「Horizon Workrooms」という新サービスを立ち上げた。注目
メタバース一色となった“旧フェイスブック”によるConnect 2021基調講演 発表まとめ メタ(旧フェイスブック)は、日本時間2021年10月29日午前2時より、年次の開発者向けイベントConnect 2021の基調講演を行ないました。約1時間半の基調講演では、CEOのマーク・ザッカーバーグ氏が「メタバース」構想を語ることに多くの時間が割かれています。 本記事では、Connect 2021の基調講演を振り返りながら、公式ブログ等で明らかになっている点もまとめてお伝えします。 メタバース構想 基調講演の最後に、「One More Thing」(最後にもう一つ…)とフェイスブックから「メタ」への社名変更を公表したように、今回の基調講演のキーワードは「メタバース」であり、そのイメージを共有することに重きが置かれました。 メタバースがVRやARなど様々な形でアクセスするものになること。生活や娯
【徹底解説】 メタバースにまつわるエトセトラ ~メタバースの純真(最重要事項)と、これがXRの生きる道~ XR起業家でホログラム配信スタートアップHolotch(ホロッチ)のCEO 小池です。 メタバース今では完全にバズワードですね!! 正に猫も杓子もメタバース言い出していて、少し前の自称AIスタートアップな雰囲気がプンプンしてきました(笑) (※Forbsにて"This week in XR"を連載しているCharlie Finkさんが現状を風刺した図です。元記事:You Say Potato, I Say Metaverse) J-Pop的なノリでいくと 近ごろ〜私達は〜 いい感じ〜 悪いわね〜 ありがとね〜 これからも〜 よろしくね〜 (By Puffy) ってな感じだと思います😎😎・・・たぶん😂😂 今回はそんなメタバースをXR起業家の目線で、普段XR(=VR/AR/M
Facebookは米国時間10月17日、今後5年間に欧州連合(EU)圏内で高度なスキルを持つ人材を1万人ほど採用し、メタバースの構築に取り組むことをニュースリリースで明らかにした。 メタバースとは、コンピューターによって生成され、人々が拡張現実(AR)や仮想現実(VR)などのテクノロジーを利用して互いに交流できる空間のことだ。Facebookは、2014年にVRヘッドセットメーカーのOculusを買収して以来、このアイデアについて議論していた。 Facebookのメタバースプロジェクトはまだ開発の初期段階にあるが、同社は10月上旬、1000万ドル(約11億4000万円)規模のクリエイター支援ファンドを立ち上げて、同社のメタバースプラットフォーム「Horizon Worlds」向けのエンターテインメント空間やゲームの開発など、このプロジェクトに取り組む開発者を呼び込む計画を明らかにしていた。
ambr、メタバース構築プラットフォーム「xambr」を提供開始。東京ゲームショウ初のVR会場となる「TOKYO GAME SHOW VR 2021」に採用。誰かの世界を変える圧倒的な体験の創造を目指して。共創パートナーも募集。 株式会社ambr(東京都中野区、代表取締役:西村拓也、以下ambr)は、法人向けメタバース構築プラットフォーム「xambr(クロスアンバー)」を提供開始しました。また「xambr」第一弾として、東京ゲームショウ初のVR会場となる「TOKYO GAME SHOW VR 2021」(以下TGSVR2021)へ採用されたことをお知らせします。 メタバース構築プラットフォーム「xambr」について ambrは、法人向けメタバース構築プラットフォーム「xambr(クロスアンバー)」を提供開始しました。 メタバースとは、多人数が参加可能で、参加者がその中で自由に行動できるネッ
グリーは8月6日、バーチャルライブ配信アプリ「REALITY」を手掛ける子会社のREALITYを中心に、多数の利用者が同時参加できる仮想空間「メタバース」事業へ参入すると発表した。2024年までに100億円規模の事業投資を行い、世界中で数億人のユーザーを獲得するという。合わせて200人以上の開発者の採用も計画する。 メタバースは、アバターの体を通じて他プレイヤーとの交流や仕事、遊びなど実社会に近いレベルの自由な活動ができる仮想空間のこと。 グリーは子会社のREALITYを通じ、バーチャルライブ配信事業を展開している。「ライブエンターテインメント事業をメタバース事業と再定義する」(同社)として、REALITYの事業を加速させる考えを示した。 ユーザー自身の手で仮想空間を創造する機能や、仮想空間内でのオリジナルアイテムの作成や販売によって収入が得られる機能の実装など、クリエイターエコノミーの形
「メタバース」という用語はSF作家のニール・スティーヴンスン氏が1992年に創作したものです。メタバースにはさまざまな解釈がありますが、今回は、メタバースとは純粋に何なのか、なぜゲーム業界やハイテク業界の幹部やクリエイター、大手ブランドまで誰もが興奮するのかについて、一問一答形式で説明しましょう。 インターネットの後継版のルーツは、ゲーム業界にあるのかもしれません。 「メタバース(Metaverse)」という用語はSF作家のニール・スティーヴンスン氏が1992年に小説『スノウ・クラッシュ(Snow Crash)』で創作したものです。『スノウ・クラッシュ』のなかのメタバースは、AR(拡張現実)技術を装備したユーザーが一人称で体験する人気の巨大仮想世界です。 過去1年、ゲーム業界やハイテク業界の幹部やクリエイターたちは、メタバースの概念に新たな息吹を吹き込み、「フォートナイト(Fortnite
2019年に世界初のマルチプレイVR剣戟アクションゲーム『ソード・オブ・ガルガンチュア』を発表した「よむネコ」は、2020年6月13日付で、社名を「Thirdverse(サードバース)」へと変更いたしました。また、ファウンダー 兼 投資家である國光をはじめ、代表取締役によむネコ創業者である新、取締役COOとして新たに伴を迎えました。 私たちはこれから、VRゲームにブロックチェーンの技術を組み合わせた「多くの人々が住める新しい仮想世界創り」に着手します。私たちはこの計画を「Thirdverse構想」と呼んでいます。3つの段階からなるこの構想は、オンライン上で人がコミュニケーションすることが当たり前となる「バーチャルファースト」の時代を牽引し、人々が自由に生きられる未来を創っていくための構想です。 「Thirdverse構想」始動 Thirdverse。 「自宅や学校・職場とは違う、自分らしい
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