特集上映『東北記録映画三部作』が、3月20日から東京・四谷のP3 art and environmentで開催される。 2011年3月11日に起きた東日本大震災の被災者の声を聞き、「語り続けること」の意味を考える同イベントは、被災地を映し出したドキュメンタリー映画の上映と、ゲストを招いたトークから構成。 上映作品は、『ホームスイートホーム』『creep』などを手掛けた酒井耕と、『PASSION』『不気味なものの肌に触れる』の監督として知られる濱口竜介が共同監督を務めた『なみのおと』『なみのこえ 新地町』『なみのこえ 気仙沼』『うたうひと』の4本。『なみのおと』では、津波被害を受けた東北・三陸沿岸部に暮らす人々が親しい人同士で震災について語り合う様子が映し出されているほか、『なみのこえ』では、福島・新地町と宮城・気仙沼の人々との対話が記録されている。また、『うたうひと』には古来より口伝えで受