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ブックマーク / number.bunshun.jp (26)

  • <僕はこんなものを食べてきた> イチロー 「超こだわりの食伝説」(石田雄太)

    「ザワザワしたもの」が好きじゃなく、ごはんに対する意識は“オタク級”。 箸はやわらかく握ってキレイに持つ。最近はまっているのは珈琲で、 オフはコンビニのパンを朝昼兼用の常にする。 そんな男のにまつわるエトセトラ。 もはや、都市伝説の域だ。 イチローの鋭すぎる味覚について、こんな話がある。叙々苑の焼肉のたれの在庫が底をつき、少し足りないと感じたので、そこに三幸園の焼肉のたれを混ぜた。焼肉のたれは味も濃いし、大勢に影響があろうはずがない。そう思ったは、叙々苑にほんのわずか、三幸園を混ぜたたれをイチローに出した。大好物の焼肉をそのたれにつけて、口に運んだその瞬間、イチローがこう呟いたのだという。 「あれっ!?」――。 まさかと思ったこの都市伝説、事実だった。 「そんなこと、ありましたね。何滴かだけらしいんですけど、混ぜたのは。でも、これはいつものと違うと感じて……弓子、ひっくりかえってまし

    <僕はこんなものを食べてきた> イチロー 「超こだわりの食伝説」(石田雄太)
  • プロ野球ファン最大の関心事!?背番号をめぐる悲喜こもごも。(村瀬秀信)

    斎藤佑樹の背番号は「18」。他チームで同じ番号だと、田中将大(楽天)、前田健太(広島)、涌井秀章(西武)などエースが多い 2010年、年の暮れ。世間は忘年会シーズンまっさかりである。そんな夜の居酒屋ゲタ箱で、「俺のだ!」「私のだ!」と揉めている人たちを見たら、即ちそれは野球ファン。昭和の時代、銭湯のゲタ箱で長嶋の「3」を奪い合ったというこの国の奇習は、21世紀となった今にも連綿と受け継がれているようで、この時期「わがチームの今年の総括と来季の展望」と銘打った忘年会が行われる居酒屋では、札取りの光景も頻繁に見られたり、見られなかったり。 札の数字は、即ち背番号。1、3、7、24、31、44、51、55、78……数字を挙げれば、あの選手の面影が浮かぶように、背番号は選手にとっての“第二の顔”のようなもの。車のナンバーや携帯番号、メールアドレス、銀行口座に馬券にナンバーズに、子供の名前に、引退後

    プロ野球ファン最大の関心事!?背番号をめぐる悲喜こもごも。(村瀬秀信)
  • あの“フクシ君”が日本シリーズ中継!?Ustreamでこぼれた落合監督の本音。(村瀬秀信)

    誰が言ったか、不人気シリーズ。 稀に見る名勝負となったこの日シリーズは、第1戦、第2戦、第5戦の地上波放送がないという前代未聞の事態もどっこい、「放送しなさい」という野球の神様の啓示か、第4戦(延長11回)、第6戦(延長15回)、第7戦(延長12回)という3試合延長戦突入の完全中継で、1試合+2イニング分を補てんした。 地上波放送のない試合も結果的には2試合が大差での決着となり、さらに第4戦の野村克也、第6戦の古田敦也・野茂英雄、第7戦の清原和博と、これまたビッグゲームにしか出てこないゲスト解説陣の貴重な話が(途中から寝ていたと噂される野茂英雄以外は)いつもより多く聞けたのだから、終わってみれば例年以上にがっつり観たという満腹感に溢れていたりする。 特に試合終了時刻23時54分。シリーズ最長時間にして延長15回の大熱戦を完全中継した第6戦のフジテレビは、途中からCMが入らない緊急事態に陥

    あの“フクシ君”が日本シリーズ中継!?Ustreamでこぼれた落合監督の本音。(村瀬秀信)
  • 「結果」よりも「過程」で魅せる!ロッテを苦しめる中日・井端の“眼”。(田口元義)

    シリーズ初戦でロッテに敗れた中日は、第2戦でスターティングメンバーを大幅に変え12対1と大勝。落合博満監督の采配は的中した。 だが、2戦のうちどちらがベストオーダーだったかといえば初戦だったはずだ。 それは、今シーズンの前半戦でも分かるように、6番に井端弘和を置いたからだ。 昨年まで不動のリードオフマンとして中日打線をけん引していた井端がこの打順を託されたのは、ある中日OBによればこういう理由なのだという。 「今シーズン、得点の約半分を稼いだように、中日の得点源はクリーンナップだけ。打線が繋がらないのは、その後を打つ6番でチャンスを潰してしまうことが多いからなんです。そこに、出塁率と得点圏打率が安定している井端が入ることで、切れ目のない打線が構築できる。チームはそのように考えていたんだと思う」 出塁率は低いかもしれないが、井端には誇れるものがある!? 彼が言うように、井端の打撃には安定

    「結果」よりも「過程」で魅せる!ロッテを苦しめる中日・井端の“眼”。(田口元義)
  • 元横浜にして現もつ鍋屋主人が語る!「谷繁伝説」&日本シリーズ展望。 - プロ野球 - Number Web - ナンバー

    シリーズの開幕を今週末に控えた晩秋の候、野球と鍋が恋しい季節となりました。 そんな時は、東京・国分寺。北口のうら寂しい路地の一角にある、もつ鍋の名店「もつ鍋 わたり」がおススメである。 この店の店主、中野渡進さんは、元横浜ベイスターズの中継ぎ投手。'01年には63試合に登板し、5勝1敗防御率2.61と中継ぎの柱として大車輪の活躍を果たすも、酷使が祟って故障。さらに生来の毒舌が祟りまくって、球団と大喧嘩となり、現役生活4年で解雇という憂き目にあった経歴の持ち主。誰が呼んだか“ハマの裏番”の名を戴いた中野渡氏は、'03年に現役引退後、悪役商会などからのスカウトを断りつつ、一念発起し、翌'04年10月に弟の健さんともつ鍋店をオープン。「元プロ野球選手」の名に頼らず、もつ鍋の実力のみで評判となり、地元の人気店の地位を勝ち取った。 その味と、毒舌ながら実直な店主の人柄に惚れ込んだ常連客には、プロ

    元横浜にして現もつ鍋屋主人が語る!「谷繁伝説」&日本シリーズ展望。 - プロ野球 - Number Web - ナンバー
  • 山口鉄也、松本哲也らは成功したが、育成枠にはまだ改善の余地がある!?(1/2) [野球善哉] - プロ野球コラム - Number Web - ナンバー

    山口鉄也、松哲也らは成功したが、 育成枠にはまだ改善の余地がある!? 氏原英明 = 文 text by Hideaki Ujihara photograph by NIKKAN SPORTS 今年のセ・リーグ新人王に育成選手出身の松哲也(巨人)が輝いた。昨年の山口鉄也(巨人)に続く、育成枠からの2年連続の受賞である。そして山口は、プロ入り4年目で1億円プレイヤーになった。 新語・流行語にも選ばれるなど、世間ではこの育成枠という制度を称賛する声が続発している。育成枠出身者が2年連続の新人王受賞となれば、そう言いたくなるのはもっともな話だし、選手を育成することの重要性を改めて教えてくれた制度といえる。育成枠を上手く活用した巨人の若手成長率が急速に伸びているのも、そうした背景が関係しているのだろう。 ただ、だからと言ってこの制度自体が成功かと決めつけるのは、まだ早計だと思う。育成