川崎にあるメーカー、かじのやの納豆を食べたことがあるかね。100点満点で120点つけられる納豆である。 たとえば1年365日ある中で、盆正月お誕生日を除いてまあだいたい350回納豆を食べるとしてだよ。毎回100点の納豆を食べるのと、120点の納豆を食べるのでは、1年で7,000点の差がつくことになる。年間7,000点って、つまり70回の「おいしい」を逃してることと同じことですよ。ですよね。 残念ながら納豆という食べ物は「おいしいから」という理由ではなかなか選ばれない。納豆って、スーパーでそのときに安いものを買う人が多いんじゃないかな。あまりにも当たり前のおかずであり、品質もおおむね横並びなので、どれを食べてもまあ納豆食べた感は得られちゃうもの。ましてや毎日のように食べる場合であれば、そりゃねえ、安いほうがいいわよねえ。 時計やスニーカーなどのブランドにこだわるように、納豆のブランドも気にす