まず前提として、「出版」という仕事は、個人個人の編集者の嗜好や考え方に大きく価値判断を依存する側面があります。ですから、以下はあくまで私の意見であり、ほかの編集者――弊社か他社かを問わず――の意見とは180度ちがうこともあり得ます。 また、以下は小説に関するものであることも付け加えておきます。 そもそも純粋に、読む時間がとれない、というのが正直なところです。 原稿の「持ち込み」自体を原則うけつけないという出版社もあるようですが、そこまでの門前払いはしていません。 とはいえ、これまでの経験から、まった白紙状態からの持ち込みの企画が本にまで至ったケースは1件しかありませんから、あまり歩留まりのいいものではなさそう、というふうに考えています。 なぜなかなか最終的な本にまで至らないのか、というのを考えると、 (A)まったく面識もとっかかりもない、ということは、 (1)翻訳の技量が未知
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