アジアで最大規模の映画祭、東京国際映画祭は25日、最終日を迎え、最高賞にはスウェーデンの映画で80年代初頭の女子中学生たちの青春を描いた「ウィ・アー・ザ・ベスト!」が選ばれました。 東京国際映画祭は今月17日からの期間中、国内外のおよそ300本の映画が上映され、最終日の25日、東京・六本木の会場でコンペティション部門などの各賞が発表されました。 このうち最高賞に当たる「東京サクラグランプリ」には、スウェーデンのルーカス・ムーディソン監督の作品「ウィ・アー・ザ・ベスト!」が選ばれました。 この映画は、80年代の初頭を舞台に、パンクバンドを始める女子中学生のみずみずしく、はじけるような青春の日々を描いた作品で、監督の妻の自伝漫画が原作です。 授賞式でルーカス・ムーディソン監督は、妻とともに舞台に立ち、「受賞は全く予想していなかったので本当に驚いていますが、とてもうれしいです。この映画は妻の自伝