経営の立て直しを進めている「ソニー」は主力のスマートフォンの販売が低迷していることから、今年度の最終的な損益の見通しを大幅に下方修正するとともに、昭和33年に株式を上場して以来、初めて配当を見送ることになりました。 発表によりますと、ソニーは中国メーカーの台頭などで主力のスマートフォンの販売が計画を大きく下回り、予想していた利益が見込めなくなったことから新たに1800億円の損失を計上することになったとしています。 この結果、今年度の営業損益の見通しがこれまでの1400億円の黒字から400億円の赤字に陥るとしています。 また、最終的な損益の見通しもこれまでの500億円の赤字から2300億円の赤字に下方修正しました。 ソニーは昭和33年に東京証券取引所に株式を上場しましたが、今回、初めて中間配当と期末の配当を見送ることになりました。 さらに経営の立て直しに向けて今年度中にスマートフォンなどのモ