23日放送の「将棋フォーカス」(NHK教育)で、佐藤紳哉六段が、対局直前に被っていたカツラを外す珍事が起きた。 この日の番組では、佐藤六段と山崎隆之八段が「将棋フォーカス杯1分切れ負け将棋~第2戦~」で対局した。 1分切れ負け将棋とは、文字通り持ち時間が1分しかない対局で、指手も超高速となっていく。 いざ対局となると、佐藤六段が「ちょっと待って」と言い、ジャケットを脱ぎ始めた。 半袖姿になって対局が始まるのかと思いきや、なんと今度は「これも」といいながらかぶっていたカツラを取り、広い額をあらわにしたのだ。 さらに、カツラは同席していた乃木坂46の伊藤かりんに渡してしまった。 この事態に伊藤と山崎八段は笑いをこらえきれないでいたが、佐藤六段本人は真剣なまなざしで盤上を見つめていた。 山崎八段も佐藤六段の本気に「はい、分かりました」と述べ、対局が始まった。 対局は、はげしい攻防の末に77手をも