今年の夏は暑かった。 その暑い暑い中、両国でモンゴル料理を食べようということになった。 両国といえば国技館。国技館といえば相撲。相撲といえば今やモンゴルだ。 大相撲も久しく見ていない。 ボクが一番国技館に足を運んだのは、千代の富士が横綱だった時代。 あの頃もひとつの黄金時代だった。小錦。若・貴兄弟。曙。北勝海。霧島。寺尾。水戸泉。舞の海も出てきたな。いいキャラが揃っていた。 午後1時くらいに行くと、まだ観客席はガラガラ。 午前中に取り組みの終わった若い力士が、メガネをかけて2階席で見ていたりするのが、すごく新鮮だった。 初めて行った時、いつもテレビ画面で左右に分かれて向かい合っている力士が、ボクの席から見ると、手前と向こうという縦の位置関係なのが、新鮮で驚いた。 仕切りの時、小錦の大きなお尻がボクの方に向いていて笑った。 力士と力士がぶつかる音も、序二段ぐらいだとペチペチなっているが、幕内