競走馬が禁止薬物が含まれた餌を摂取した可能性があるとして、東京など3つの競馬場で合わせて156頭の出走が取り消しになった問題で、JRA=日本中央競馬会は横浜市の飼料メーカーが必要な薬物検査の結果が出る前に、餌に混ぜるサプリメントを出荷したことが原因だと明らかにしました。 JRAは15日、興奮作用などがある禁止薬物「テオブロミン」が含まれた餌を摂取した可能性があるとして、15日と16日、東京と阪神、それに函館の競馬場で出走予定だった競走馬合わせて156頭の出走を取り消しました。 この問題でJRAは記者団の取材に応じ、横浜市に本社のある飼料メーカー「日本農産工業」が必要な薬物検査の結果が出る前に餌に混ぜるサプリメントを出荷したことが原因だと明らかにしました。 JRAによりますと、サプリメントは製造するごとに競走馬理化学研究所の検査を受け、禁止薬物が検出されなかったことを確認してから出荷すること
前代未聞のハプニングだ。JRAは15日、土日の東京、阪神、函館競馬の出走予定馬に、禁止薬物を含む飼料添加物を摂取した可能性があると判明したため、該当する156頭を競走除外とした。これにより日曜函館メインの函館スプリントSでは有力馬ダノンスマッシュなど6頭がゲートインできず、13→7頭立てに。JRA史に残る大混乱を招くこととなった。 土日で156頭が競走除外という、過去に例を見ないハプニングとなった。JRAによると、14日の午後4時頃、複数の調教師から「納品された飼料“グリーンカル”から禁止薬物が含まれているという検査結果が出たため、業者から回収を求められている」という一報を受けたのが発端。競走馬理化学研究所が検査したところ、禁止薬物「テオブロミン」が検出された。 グリーンカルとはビタミン・ミネラル強化をうたう競走馬用カルシウム剤。畜産飼料事業を手掛ける日本農産工業(株)の子会社ニッチク薬品
前代未聞のハプニングだ。JRAは15日、土日の東京、阪神、函館競馬の出走予定馬に、禁止薬物を含む飼料添加物を摂取した可能性があると判明したため、該当する156頭を競走除外とした。これにより日曜函館メインの函館スプリントSでは有力馬ダノンスマッシュなど6頭がゲートインできず、13→7頭立てに。JRA史に残る大混乱を招くこととなった。 土日で156頭が競走除外という、過去に例を見ないハプニングとなった。JRAによると、14日の午後4時頃、複数の調教師から「納品された飼料“グリーンカル”から禁止薬物が含まれているという検査結果が出たため、業者から回収を求められている」という一報を受けたのが発端。競走馬理化学研究所が検査したところ、禁止薬物「テオブロミン」が検出された。 グリーンカルとはビタミン・ミネラル強化をうたう競走馬用カルシウム剤。畜産飼料事業を手掛ける日本農産工業(株)の子会社ニッチク薬品
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