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ブックマーク / arabic.kharuuf.net (1)

  • 『漢字と日本人』高島俊男

    中国文学者の高島俊男氏による漢字論。軽妙な調子で日語と漢字の「腐れ縁」を語った名著です。 筆者の中核的メッセージは、「あとがき」にわずか一文でまとめられています。 わたしの考えは、まず第一に、漢字と日語とはあまりにも性質がちがうためにどうしてもしっくりこないのであるが、しかしこれでやってきたのであるからこれでやってゆくよりほかない、ということ、第二に、われわれのよって立つところは過去の秘しかないのだから、それが優秀であろうと不敏であろうと、とにかく過去の日との通路を絶つようなことをしてはいけないのだということ、この二つである。 一見すると「伝統礼賛」のようですが、まったく異なります。 「漢字は日の伝統、素晴らしい、守らないといけない!」といったナイーヴな論を時々見かけますが、高島氏の仰ることはこれとは違って、「基的に漢字は漢語(いわゆる中国語)のためのもので、あらゆる点で漢語を

    『漢字と日本人』高島俊男
    sugimo2
    sugimo2 2014/05/06
    ”日本人が千年前の日本語を読むには特別な訓練が必要ですし、普通の人は百年前の日本語ですら楽には読めないですが、アラブ人であれば、読み書きができればすなわち「古文」を読むことができます”
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