ホンダは北米で売られている「シビック」のセダン型を国内で復活させ、2018年までに発売する。販売低迷のため10年に国内向け生産をやめたが、かつての人気車を復活させることで、国内販売をてこ入れしたい考えだ。 ホンダの八郷隆弘社長は24日の会見で「北米でシビックは高く評価されている。販売店によれば、国内でもシビッククラスのスポーティーなセダンが望まれている」と再投入を決めた理由を説明した。 15年11月にホンダは北米で10代目となるシビックの新型車を投入。広い室内空間のほか、力強い走りに対するこだわりが評価され、もっとも優れた新車に贈られる16年の「北米カー・オブ・ザ・イヤー」も受賞した。