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言語学者でもないのに、現在英国に留学しているということのみをもって、大上段に構えて英語論をぶつ、と言うのはあまり喜ばしくない態度であるように思われるが、勉強してもいまいち身につかない、という方々の参考に多少なりともなれば、という思いから、自分の体験に基づいたアドバイスのようなものを二、三書き連ねたい。通俗的になってしまうが、ご勘弁。 まず一つは、「きちんとした読み書き能力を身につける」ことであると思う。話したり、聞いたりすることも重要なのだが、たとえば二、三ヶ月ほど短期留学して培ったリスニングは、よほど確固たるものがなければ、すぐに耳から抜けてしまうように思われる。スピーキングも同じこと。会話は、英語の洪水の中に身を置けば生活の都合上比較的すぐに身につくが、それだけに忘れるのも早い。英語が自分の中に根を張るためには、英語的思考法を身につけねばならず、そのためには多く読み、多く書くことが一番
先週発売されたばかりの新しい MacBook Air 11″ を購入した。カスタムなしの128GB版。イギリスで購入すると、キーボードの配列が多少異なる。私は以前から British を使っているので、こちらの方が手になじむ。 ひとことで言うと、すばらしい。とても軽いし、動作も速い。音楽や動画などは入れるつもりはないが、メディア・センターとしてもさくさく動いてくれそうだ。 移行アシスタントは利用せず、データは Dropbox で同期し、あとはソフトウェアを少しずつ入れていく方式をとった。以下、導入したものをリストアップしていく。 ネットワーク関連 Dropbox – 言わずと知れたファイル同期アプリ。これで重要なファイルはほぼすべて同期することができた。無料。 Google Chrome – メインブラウザは Safari を今のところ利用しているが、やはり Chrome も便利である。無
プログラミング用フォント Ricty は、英字フォント Inconsolata と日本語フォント Migu 1M を合成させた、美麗な等幅フォントで、エディタでの利用に向いている。しかし、ライセンスの関係で TrueType 形式での配布がなくなり、自分で材料を用意しなくてはならなくなった。Ricty は利用したいけどこういう UNIX っぽいことには明るくないという私にような人だって数多くいるはずであるから、参考にしたい方もいるだろうと考えて、覚書を残しておく。 環境 MacBook Air 11″ (Mid 2011) OS X 10.7 Lion XCode インストール済み 材料を用意する Inconsolata のウェブページから OpenType 形式のファイルをダウンロードする M+とIPAの合成フォント のウェブページから Migu 1M の TrueType 形式ファイル
以前からおもしろく読んでいる中国嫁日記に、加齢臭の話が掲載されていた。井上氏によれば、耳の後ろをていねいに洗うことでかなりの程度加齢臭は抑えることができるという。しかし、それは何故なのか? そもそも加齢臭というものは、加齢によって増加した皮脂中の脂肪酸が酸化・分解したことによって発生する2-ノネナールという物質が原因であるらしい。 人間の体臭には様々な成分が関わっている。ここで吾々は加齢による体臭の変化について研究した。26歳から75歳までの被験者の体臭をヘッドスペース・ガス・クロマトグラフ質量分析法によって分析した結果、脂のようなまたは草のような臭みのある2-ノネナールが40歳以上の被験者にのみ見つかることがわかった。さらに、皮表脂質の分析によって、ω-7不飽和脂肪酸および脂質過酸化物も加齢によって増加し、体臭内の2-ノネナールの量と皮表脂質中のω-7不飽和脂肪酸または脂質過酸化物の量に
時は21世紀前半。我々は情報社会に生きている、と人は言う。インターネットは吾々の生を益々簡便なものにし、さまざまな障壁を取り払う。かつてある哲学者は資本こそが最も冷徹な地ならし屋だと考えたが、いま人々の生活世界を恐ろしいスピードで水平にしていくのは吾々をつなぐネットワークとそこで伝達される情報である。そして吾々は、それがよいことであるような気さえしているのだ。 けれども前世紀のおわりに楽観的な識者たちが夢見たようにインターネットが世界を益々民主的に変貌させていくということはない。たしかにソーシャルネットワークはトリポリで革命を起こしたかも知れないが、情報が資本と同じような差異の運動のさなかにその本質をもつというのならば、その自由な流通の結果発生するのは、情報を多く持っているものと少ししか持っていないものの格差なのではないか。 近年、情報強者と情報弱者という対立軸を耳にするようになった。グロ
英国で購入した MacBook Air。当然、キーボード配列は British である。実のところアメリカのキーボードとは随分と勝手が違っており、良いところもあるのだが、一方で改善したいことも随分とあるので、KeyRemap4MacBook の機能拡張をインストールしてみた。British キーボードを利用している日本人向け、という比較的少ない人々を対象にした記事だけれども、その他のキーボードを利用している方にもお勧めだ。 以前からしていたことは、コントロールキーとキャップスロックキーの入れ替え。これは購入して即行った。これは US キーボードでも同じだが、あまり使わない Caps Lock が A のすぐ左の押しやすいところにあるのに、しょっちゅう必要になるコントロールキーが左下の押しにくいところにある。これはかなりの損失なので、システム環境設定の「キーボード」を開いて「修飾キー…」をク
以下は、トマス・ハイランド・エリクセンによる Anders Behring Breivik: Tunnel vision in an online world の全訳である。エリクセンは、ノルウェーの人類学者。ナショナリズムやエスニシティにかんする書籍を多数著しており、ブレイビクの1500頁にわたる「マニフェスト」で、唯一「ノルウェーの堕落の象徴」として名指しされた学者である。このエッセイは、インターネットによる選択的な情報の摂取がブレイビクの狭い世界観を形成したのであって、より広い目で世界を見るために新聞などの紙媒体で情報を収集することが重要だ、という論調になっている。その内容そのものに対しては色々と思うところがあるが、ノルウェーにおいて先の事件についてどのような言論が展開されているかを表す文章ではあると感じて訳すことにした。訳の正確性は保証しない。 アンネシュ・ブレイビクの世界観は、オ
しばらくのところ新しいエディタを導入するということはしてこなかった。基本的には Scrivener.app を論文作成には利用し、あとは場合に応じて CotEditor.app や Microsoft Word などを使ってきた。けれども最近、発見と共にわたしのエディタ利用率トップに躍り出たアプリケーションが存在する。それが Mou.app である。 仕組みも使い方も簡単。ウィンドウは二分割になっており、左側に Markdown 記法でテキストを書き込むと、右側にパースされた状態のものがリアルタイムで表示される。リンクやテーブル、画像もきちんと表示してくれる。スタイルはプリセットのものが三種類あるほか、 CSS を書くことで自分好みにカスタマイズすることも可能だ。プリセットのものでもとても美しく処理を行ってくれるので、何も変えずにわたしは使っている。 その他にも機能はいろいろだ。日本語で文
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