2012年7月16日にアップした『19のステップで、まったくのゼロから、独学でWebデザイナーになる方法』は、昨年の同趣旨の記事を大きく上回る、おおきな反響をいただいた。 記事ではあまり感情や思い入れをいれずに、19のステップをたんたんと簡潔に書いた。 でも、実際は、ステップそれぞれの項目に思い入れがある。いろいろな挫折を経て、あの記事が生まれている。 今回は、勉強の挫折の話もしながら、あとがきをかかせてほしい。 早めにドメインをとる理由 「ステップ2 ドメインを取得しよう」は、昨年の記事と同様、2番目にもってきた。これは意味がある。 はやめにドメインをとり、Webサービスでも同名のアカウントをおさえる。 つぎに、自分のロゴマークをつくり、URL入りの名刺をつくるというカリキュラムを導入している。 実際に、URLを明記した名刺をつくり、周りの人に配ってほしい。どこで出会いのチャンスがあるか
受託開発のWeb制作のワークフローは、「設計」→「デザイン」→「開発」という流れが一般的である。設計段階では、ディレクターやプランナーがワイヤーフレームをつくり、デザイン段階でデザイナーがカンプをつくる。カンプが固まると、開発段階にはいり、マークアップエンジニアがHTML、CSSでカンプの見た目を再現してゆく。再現するときも、余白のピクセル寸法をPhotoshopではかって、コーディングする。マークアップエンジニアはデザイナーの意図をどれだけわかるか、見えるが重要である。次に、フロントエンドエンジニアがJavaScriptをかぶせて、ふるまいの部分を追加する。最終的に、HTML、CSS、JavaScriptのコードが、バックエンド担当のエンジニアに渡される。PHPなどのサーバー側で動作する言語の「表示を出力する部分」に組み込まれる。 印刷物を踏襲したWeb制作のワークフロー カンプとは印刷
まったくのプログラミング初心者の方を対象にJavaScriptの独学方法をのべていきたい。今回とりあげるJavaScriptの勉強法はあくまでWebデザイナー向け(もしくはフロントエンドエンジニア向け)なので、Node.jsのようなサーバーサイドJavaScriptはとりあげていない。 JavaScriptとjQueryをどちらから勉強するべきか。今回はあえて邪道とわかっていながらもjQueryにふれるという順番をとった。本来は、JavaScriptの基礎をしっかりおさえてからjQueryにすすむのが正統である。今回はトップダウン方式で実践にふれてから、基礎に戻る学習法を提案したい。 jQueryはJavaScriptを楽に開発するためのライブラリで、jQuery自体はJavaScriptのコードでできている。最初にいきなりjQueryにふれて、HTMLを動的に操作する(これをDOM操作と
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く