「性自認」という文言を盛り込んだ法令を導入する動きに対し、当事者である性的少数者や女性の意見を伝えようと、「女性スペースを守る会」「性別不合当事者の会」「白百合の会」「平等社会実現の会」の民間4団体が17日、国会内で集会を開いた。自民党の衆参国会議員約15人が参加した。 海外では、生物学的には男性だが女性と自認する人物が、女性のスポーツ大会で記録を塗り替えたり、女性用トイレや更衣室を使ったりすることが議論を呼んでいる。4団体側は「法令に『性自認』を導入すると、女性トイレが危うくなり、女性スポーツが崩壊し、女性の権利法益が大きく失われる」などと指摘した。 また「性自認」の用語については「表現する性の範疇のものでファッションなどと同じ。『性自称』と言い換えられるべきものだ」と指摘。「『性自称』を尊重するあまり、身体的性別による区分をないがしろにすることは危険だ」とも訴えた。 埼玉県議会最大会派
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