こんにちは、吉冨です。 一般の畑や田んぼには余剰肥料がのこり、いわゆる肥毒が出現してきます。 これに対応するため、昔から日本のお百姓さんは肥毒を吸い出すのに、「麦」と「大豆」を植えました。麦は「土を掃除してくれる作物」とも呼ばれてきました。これは土の中に生息する微生物や細菌の力も大きく働いています。 広島に原爆が投下された後、土壌の再生は不可能と言われていました。しかし、これを浄化してくれたのは、雑草たちでした。先に芽を出した草の多くがすぎなだったといわれています。すぎなは土を浄化する作用があるといわれています。もちろんここにも微生物や菌たちのバックアップもあるのです。 このように植物の中には土を浄化する作用をもつものがいます。 ◆腐海がうまれたわけ 映画「風の谷のナウシカ」で「腐海」という場所が出てきます。腐海は人間の生存を脅かす猛毒の汚染地として描かれています。 腐海では人間や従来の動